記録的な豪雨により、石川県能登地方で河川の氾濫や土砂災害などの大きな被害が出ていることを受け、三重県は24日に臨時会議を開き、今後、必要に応じて支援物資や職員の派遣要請があった際、すぐに対応できるよう準備を進める方針を確認しました。

三重県は各部局の幹部らを集めた臨時会議を開き、石川県の能登地方で発生した線状降水帯による豪雨に伴う被害の状況が報告されました。

会議では、避難所の運営などを支援する職員2人を23日に輪島市へ派遣したことが報告され、今後、さらに職員の派遣要請があった際、必要に応じて職員を交代で派遣したり、給水車や支援物資の要請があった際もすぐに対応できるよう準備を進める方針を確認しました。

一見知事は「被災地に寄り添いながら支援を続けていくことが重要。我がごと感を持って支援活動を続けたい」と話しました。

また、今回の豪雨災害では河川が氾濫し、500戸以上の仮設住宅が床上浸水した状況を踏まえ、一見知事は三重県内の仮設住宅の建設予定地の浸水リスクを確認するよう指示しました。