この先は、秋雨前線が日本の南に停滞しやすく、太平洋側の地域を中心に雨の降る日が多くなりそう。秋のカラッした空気でも、この時期としては気温が高い傾向が続く予想。10月はじめにかけては、九州から東海で真夏日が続く所も。

25日(水)〜10月1日(火) カラッとした暑さ 所々で雨

この先1週間は秋雨前線が南の海上に離れて、秋の空気に包まれるでしょう。ただ、前線北上や低気圧が近づくタイミングで雨の範囲が広がりそうです。

明日25日(水)以降も晴れ間の出る日が多いですが、前線に近い太平洋側を中心に所々で雨が降るでしょう。沖縄は雨の降る日が多くなりそうです。明日25日(水)は、九州で断続的に雨。27日(金)から28日(土)は関東や東北の太平洋側を中心に雨が降り、関東では沿岸部で雨脚が強まるでしょう。29日(日)は九州に低気圧が近づく予想をしている計算モデルもあり、今後の情報にご注意ください。

気温はこの時期としては高い傾向で、沖縄や九州から東海、北陸では最高気温が30℃以上の真夏日の所が多いでしょう。関東も26日(木)以降は30℃を超える所があり、夏のような暑さが戻ります。一方で、朝晩は晴れる日ほど気温が下がりやすく、一日の中で気温差が大きくなるでしょう。

10月2日(水)〜7日(月) 10月はじめは真夏日の所も

10月2日(水)から3日(木)にかけては、北海道付近を低気圧が進み、前線が本州付近を通過する予想です。広い範囲で雨が降り、低気圧や前線が通過するタイミングで雨や風が強まるでしょう。雨でも気温が高く、近畿から関東などで最高気温30℃以上の真夏日の所がありそうです。

4日(金)以降も九州や関東を中心に雨の降る日が多いですが、前線に伴う雨を境に暑さは落ち着くでしょう。それでも、全国的に最低気温、最高気温ともに平年より高くなりそうです。日中は、関東から西で汗ばむくらいの日が続き、本格的な秋の到来はもう少し先になるでしょう。