【速報】「だいぶ固まって来ている」不信任案可決後 斎藤知事が初登庁「自分の気持ち固まり次第、説明する場持ちたい」「“鋼のメンタル”と言われているが思い悩むことも」

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 9月19日に兵庫県議会で不信任案が可決された斎藤知事。24日午前、兵庫県庁へ登庁しました。可決後、初めての登庁となった斎藤知事は自身の進退について明言はしなかったものの、「だいぶ固まっては来ている」などと話しました。

 「重たい決断ですのでこれからどのように対応するのか、思い悩みながら3連休を考えてきました。人間ですから苦しい選択でもあるので、自分として知事として決めないといけないので、まだまだ苦しい胸の内はあるが決めていきたい。自分の気持ちが固まり次第説明する場を作りたい。白紙ではなく、だいぶ固まっては来ています」

 知事は24日の公務について、「石川県で豪雨被害が出たので、県の対応、広域連合としてどう対応するのかなどを今一度確認して、対応を整理したい」と話しました。

 さらに不信任案可決後に複数の報道機関の取材を受けたことについて次のように話しました。

 (斎藤知事)
 「私も人間ですからこの間も世間的にはメンタルがすごく強いと言われているかもしれない。『鋼のメンタル』と言われている面もあるみたいですが、自分自身もけさ苦しい胸の内もあったり、思い悩むことも多々あったので、そういったことも考え、県政をどうしたかったのか、どうしたいのかを伝えることはテレビの機会以外も大事なことだと思うので」 

 兵庫県議会では9月19日、斎藤元彦知事への不信任決議案が全会一致で可決されました。斎藤知事は29日までの10日以内に議会を解散しなければ失職となりますが、それまでに自ら辞職するという選択肢もあり、その決断が注目されています。

 関係者によりますと、不信任決議案の可決で25日からの議会は休会となる方針で、午後の議会運営委員会で方針が決まるということです。