『兵動大樹のおしゃべり大好き。46』大阪・フェスティバルホール公演(左から)槇原敬之、兵動大樹

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 お笑い芸人・兵動大樹(矢野・兵動)が21日、トークライブツアー『兵動大樹のおしゃべり大好き。46』大阪・フェスティバルホール公演を開催。いきなりシンガー・ソングライターの槇原敬之がサプライズで熱唱すると、盛り上がりが最高潮に達し、その後登場の主役・兵動が「(その後自分が)出ていくんイヤやってなった(笑)」とうれしい悲鳴をあげるほどになった。

【写真多数】兵動大樹の「ダメ元」オファーOKして熱唱 槇原敬之

 『すべらない話』などで“話芸のスペシャリスト”として知られる兵動が、ノンストップでしゃべり続けるトークライブの全国ツアー。地元・大阪を代表するホール、フェスティバルホールでは3度目の開催で、2700席が完売した。

 吉本新喜劇の内場勝則らが協力し、新喜劇仕立てで始まると、芝居の流れから、槇原がステージに現れ、「世界に一つだけの花」と「どんなときも。」を披露して驚かせた。かつて同ホールで聴いた槇原の歌声が忘れられない兵動が「ダメ元」でオファーしところ、快諾してくれたという。兵動は「まさか…。いつもは客席にいる立場なのに。夢見心地でした」と感謝を伝えた。

 そして、兵動の真骨頂となるトークは、予定時間をオーバーする名人芸。「今回が一番自信がなかった」と明かすも、芸人仲間との韓国旅や妻・子どもたちとの出来事などを題材に、臨場感あふれるしゃべくりで、爆笑に包んだ。「最高の時間になった」と万感の笑みを見せていた。

 全国ツアーは、北海道・大阪を終え、さらに各地をめぐる。

■『兵動大樹のおしゃべり大好き。46ツアー』
・9月7日・8日 北海道/生活支援型文化施設コンカリーニョ ※開催終了
・9月21日 大阪/フェスティバルホール ※開催終了
・10月12日 富山/富山県民会館
・10月13日 高知/高知県立県民文化ホール オレンジホール
・10月23日 福岡/博多座
・11月2日 岡山/おかやま未来ホール
・11月16日 宮城/仙台電力ホール
・11月23日 広島/JMSアステールプラザ 大ホール
・11月24日 愛知/御園座
・12月1日 香川/レクザムホール(香川県県民)小ホール
・12月4日 東京/ニッショーホール
・12月8日 兵庫/兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール