シン・ミナ、キム・ヨンデ主演のラブコメディー『損するのは嫌だから』


【写真68枚】『損するのは嫌だから』キャストはこんなに豪華!

皆さま こんにちは! 韓流ナビゲーターみんしるです。

韓流イベントのMCやラジオパーソナリティーとしてお仕事をする傍ら、毎日のように追い続けている韓国ドラマ。今回も私的おすすめ作品や見どころなどをご紹介していきます。

今回ご紹介するのはただいまAmazon Primeで絶賛配信中!いくつになっても可愛らしいシン・ミナ主演最新作『損するのは嫌だから』です。

8月26日に配信がスタートするや世界11カ国で1位を記録し好調な滑り出しを見せているラブコメです。

損をするのが嫌なソン・ヘヨン役のシン・ミナ


簡単なあらすじをご紹介しますと…

常に「損かどうか」を考えながら生きている主人公ソン・ヘヨン(シン・ミナ)。

二股をかけていた元カレへのご祝儀やら、既婚者になると享受できる福利厚生など、独身ばかりが損していると感じていた最中、昇進が約束された新たなプロジェクトの社内公募の発表が。

ヘヨンも挑戦を決意しますが、既婚者のほうが断然有利だということを知らされます。

Prime Videoで超話題!今期最高のドラマの声もあがっている『損するのは嫌だから』イケメンコンビニ店員を演じるのはキム・ヨンデ


どうしても社内公募で評価を上げたい彼女は偽の結婚式を挙げることを思い付き、深夜勤務しているコンビニのアルバイト店員キム・ジウク(キム・ヨンデ)に、偽の新郎になるバイト話を持ちかけます。

彼にとってヘヨンは何かと言い争いになる迷惑なお客なのですが、困っている人を助けずにはいられないない「天使」と呼ばれるジウクはその話を引き受けることになり…。

損をしないために偽の結婚式を挙げるという斬新な設定からスタートし、回を重ねるたびにどんどん面白くなっていくドラマ『損するのが嫌だから』。全12話の折り返し地点となる第6話までのストーリーから、みんしる的見どころをご紹介します!

■その1. 脚本は『彼女の私生活』のキム・ヘヨン!

アイドルのファンカフェ・マスターという裏の顔を持つ美術館のキュレーターとツンデレ館長の恋愛を描き、日本でも多くのファン持つラブコメ『彼女の私生活』は、ストーリーもさることながら推し活分野のトップに君臨する「マスターさん」の生態を細かく描き話題となりました。



今回、キム・ヘヨンさんが描くヒロインは自分も相手も損をせずに生きることに忠実な女性。

アイデアの発端は、これまで自分が冠婚葬祭で使ったお金はいつ自分に返ってくるのか、と考えたことなんだとか。

確かに私たちも口にはしないけれど、よくよく考えてみると「これって損かも?」って思うことは多々あるわけで、ヒロインの時に荒唐無稽な行動も妙に納得してしまいます。

ちなみに主人公ソン・ヘヨンという名前は韓国語で「損害0(ゼロ)」という意味。

『彼女の私生活』の時は主人公の名前がソン・ドクミでこれは成功したオタクを表す言葉「ソンドク」が入っていいました。登場人物の名前にひねりを効かせ、ちょっと個性的なヒロインとストーリーを作り上げるキム・ヘヨン・ワールド、今回も健在です。

■その2.コンビニ店員ピョン・ウソクにびっくり!

このドラマは特別出演も豪華を話題です。

第3話で登場するのは『力の強い女カン・ナムスン』でファン・グムジュを演じたキム・ジョンウン(登場時に流れる音楽は彼女の代表作『パリの恋人』でしたが)、第4話ではジウクの後に入ったコンビニアルバイト店員役で今をときめくピョン・ウソクが登場し、視聴者の嬉しいサプライズを届けてくれました。

この2人は今作の監督キム・ジョンシクが手がけた『力の強い女カン・ナムスン』のキャストだった縁で今回の特別出演となったんですね。

また第6話ではキム・ヘヨンが脚本を手がけた『彼女の私生活』で美術館の前館長オム・ソヘを演じたキム・ソニョンが同じキャラで登場。相変わらずの派手な衣装と独特な喋り方でドラマを見ていた人はすぐに気づいたはずです。韓ドラ好きを楽しませてくれる特別出演が他にもあるのではないかと内心期待しています。

■その3. 「ペントハウス」の意地悪娘が大変身!!

Amazon Original『損するのは嫌だから』より


久しぶりのシン・ミナ主演作ということで楽しみにしていた『損するのは嫌だから』ですが、他の俳優たちの活躍も見どころの一つです。

その中でも瞬間最高視聴率31.1%を記録し韓国で社会現象となった超ドロドロなサスペンスドラマ『ペントハウス』のあの双子兄妹が再び共演ということで、個人的に胸が躍りました。

あまりの人気からシーズン3まで続いた『ペントハウス』は登場人物はほぼ全員悪いヤツ、突っ込みまくりのありえない展開が満載なドラマで、父親チュ・ダンテにも負けない強烈な意地悪娘ソッキョンを演じていたのが、成人小説の作家ナム・ジャヨン役のハン・ジヒョンです。

あまりの悪役ぶりだったので見ている時は誰もが憎たらしくてしようがなかったはずですが、今回はびっくりするほどキュートな作家ジャヨンを演じています。

ただ可愛いだけでなく、職業柄目の当たりにする悪質コメントに心痛めたり、過去の生い立ちを背負っていたりと、深みのある役柄で演技の幅を十分に見せてくれています。

母親が彼女の小説を読んでいることを知り悪質コメントを書きまくるクルビ教育の社長ポク・キュヒョンとのラブラインの行く末も本当に楽しみです。

Amazon Original『損するのは嫌だから』より


■その4.長髪か短髪か悩ましいキム・ヨンデ!

Prime Videoで超話題!今期最高のドラマの声もあがっている『損するのは嫌だから』イケメンコンビニ店員を演じるのはキム・ヨンデ


『ペントハウス』でソッキョンの双子の兄ソクフンを演じていたキム・ヨンデ。周囲に心を開かずも双子の妹を守る寡黙な青年を演じていました。

あの役から静かな人、というイメージがついていたのですが、今回、ヒロインの相手役キム・ジウクで隠されていた魅力が爆発しています。

序盤、長髪に黒縁メガネで登場した時、メガネフェチな私はがっつり心奪われてしまいました。そして劇中、隠されたイケメンぶりが明らかになるたび、その場にいた人たちが心奪われるというマンガのような演出が笑えるんですが、それってドラマを見ている私たちそのものですよね(笑)。

ヘヨンとの関係が進むにつれ今まで見たことがなかった表情が満載で、見れば見るほどハマってしまうわけなんですが、今回、改めて感じたのは声の良さ。

どんな時も落ち着いた声のトーンは高貴な雰囲気を醸し出していて、王子様感が増しています。

この作品によって新たな次世代スターの座は確実でしょう。

ちなみに6話の冒頭で、ウェディング姿のヘヨンをビルの屋上から突き落とす場面は、音楽共に『ペントハウス』を彷彿とさせニヤリといたしました。

以上、今回は第6話までの見どころポイントを4つご紹介しました。

キュンキュンだけでなくゲラゲラと笑わせてくれる、これぞラブコメ!な作品『損するのは嫌だから』。

軽い気持ちで見始めたら回を追うごとに面白くなり、ちゃんとメッセージや心に刺さるセリフも散りばめられているとことろが魅力的なドラマです。

最新情報としては劇中に登場する成人小説『社長のお品書き』のスピンオフドラマが制作されるそうで、主役は小説を書いた本人ジャヨン役のハン・ジヒョンとポク・キュヒョン役のイ・サンイ!

最高すぎじゃありませんか?

全話終了したら改めて『損するのは嫌だから』についてご紹介したいと思いますのでお楽しみに!

Amazon Original『損するのは嫌だから』

8月26日(月)からPrime Videoで独占配信中

みんしる

韓流ナビゲーター。韓流イベントのMCやラジオパーソナリティーとしても活躍中。

初めてハマった韓国ドラマはキム・レウォン主演の『屋根部屋のネコ』。

今ではNetflix、AmzonPrime、Disney+、U-nextを駆使し毎日のように韓国ドラマを追う日々。ネトフリで配信中の韓国サスペンススリラー『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』が面白すぎて周りにオススメしまくってます。皆さんもぜひ!