ハイセンスが横浜スタジアムに冷蔵庫と洗濯機を寄贈

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 ハイセンスジャパン(ハイセンス)は、同社の冷蔵庫と洗濯機を横浜DeNAベイスターズ(ベイスターズ)本拠地である横浜スタジアム(ハマスタ)に寄贈したと発表した。すでにハマスタの各種モニタには同社の大画面テレビが採用されており、テレビに続いて生活家電も導入されることとなった。

●2023年からハイセンスはベイスターズの公式スポンサーに



 ハイセンスが2023年シーズンから公式スポンサーを務めているのがベイスターズ。本拠地であるハマスタでのホーム試合では、選手が着用するユニフォームの左袖にハイセンスのロゴが入っているのだ。

 昨年、ハマスタの観客・スタッフ用の各種モニタにハイセンスのテレビが採用された。さらにハマスタでのホーム試合で、4回裏終了時に行われるリレー対決の「Hisense ハマスタバトル」もベイスターズファンにとってはおなじみのイベントになっている。

 また、ハイセンスのYouTubeの公式チャンネルではベイスターズの選手のインタビュー映像なども発信しており、かなりのベイスターズ推しだ。

 そのハイセンスはベイスターズのサポートの一環として、このほど同社の360Lの冷蔵庫HR-G3601Wと10kgタイプの全自動洗濯機HW-DG100XHをハマスタに寄贈した。

 冷蔵庫は選手ロッカーとチーム運営室、洗濯機はスタジアム内にあるランドリールームにそれぞれ設置。洗濯機はランドリースタッフの要望を反映し、「横浜DeNAベイスターズモード」という特別の選択モードを設定しているという。

 ベイスターズモードとはどのようなものか気になるところだが、これまで使用していた洗濯機よりも容量がアップし、ランドリースタッフからは「一度に洗える容量が増え、面倒だったコースの設定や洗剤の投入が自動で行える」と喜びのコメントが挙がっている。

 前述のモニタやハマスタバトルは、ハマスタの来場者に対するハイセンスの認知向上策の一つ。しかし、今回の生活家電の寄贈は言ってみれば裏方のスタッフに対するもので、来場者が目にすることはないだろう。

 バックヤードへの寄贈は企業活動として非常に地味なものだ。だからこそハイセンスのベイスターズ推しにかける本気度が分かる。

 8月18日時点でベイスターズのセ・リーグでの順位は4位。ハイセンスのサポートを受けてAクラス入りが望まれるところだ。