眩しい夕日が、山の向こうに落ちていく。だんだん、だんだん。

その手前では別のものも、だんだん、だんだんと落ち――そんなドラマチックな一瞬を捉えた写真がX上で話題になっている。

オレンジ色に輝く太陽、遠くの山並み、緑の田んぼ。そして、ウンチングスタイルの犬。

とんでもないタイミングで激写された"絶景"に、思わず目が釘付けになってしまう。

「#何度だっていいあなたの最高傑作見せて」

Xユーザーの＠O3mtY3AYytd1wzuさんが2024年8月11日、そんなハッシュタグを添えて投稿した1枚に、ユーザーからは2万5000件を超えるいいね（15日昼時点）のほか、こんな声が寄せられている。

「色んな意味で絶好のタイミング」
「黄金に耀くうんちんぐスタイル」
「このシャッターチャンスは逃せない」
「最高傑作に納得」

「なんて神々しいんだ」

13日、Jタウンネット記者の取材に応じた＠O3mtY3AYytd1wzuさんによると、ウンチングスタイルを取っているのは柴犬のティー君（5歳・オス）。

21年11月30日の午後5時過ぎ、＠O3mtY3AYytd1wzuさんはティーくんと楽しく山を登り、いつもの散歩コースになっている農道を歩いていた。

そして散歩も終盤になった頃、突然ティーくんが催したという。

「夕日にウンチングスタイルが絶妙なハーモニーを奏でていてなんと神々しいんだと思いました」（＠O3mtY3AYytd1wzuさん）

結果生まれたのが、落ちゆく太陽とウンチングが共演する奇跡の1枚。

確かに、それぞれがそれぞれのメタファーになっているかのような、不思議なしっくり感を感じる1枚である。

なお、ティー君はその後、あたりを蹴り飛ばし、走り去っていこうとしたとのこと。

残った落とし物は＠O3mtY3AYytd1wzuさんがキチンと片付けたそうだ。