アジア最終予選の初戦で中国と対戦する森保ジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 先日、2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の組み分けが決定し、森保ジャパンは、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同組となった。

 9月5日の初戦で対戦する中国FIFAランク89位と、17位でアジアトップの日本とは小さくない差があるものの、同国のメディアはチャンスがあると考えているようだ。

 中国ポータルサイト『捜狐』は7月4日、「日本はこのグループで最も強いチームだが、前回のワールドカップ予選ではオマーンとサウジアラビアに0−1で敗れ、ベトナムには1−1で引き分けられた」と綴り、こう続けている。

「日本は弱いチームと対戦すると簡単に図に乗ってしまい、相手を軽視した代償として勝点を失うことが分かる。日本代表はただ点を与えるだけだとずっと中国代表を見下してきたので、我々は相手のそういうメンタリティをしっかり把握して、警戒をさせなければいけない」
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 同メディアは、「実際、日本代表は吉田麻也長友佑都という2人のベテランが退いてから(実際は、後者は復帰している)、守備が以前ほど堅くないという明らかな問題も露呈している」と指摘している。

「特にFWに高さを使って攻撃を受けた場合、身長が低く相対的に弱いという問題がすぐに浮上する。したがって、チャン・ユニンとエウケソンは中国代表がうまく活用できる2トップであり、彼らを使って日本のDFと絡めば、後ろから来るウー・レイがより多くのシュートチャンスを得られる」

 記事は、「W杯の夢を続けるためには4位に入ればいい。奇跡が起こると信じている」と締め括っている。

 日本は前回のW杯最終予選の初戦でオマーンに敗れているだけに、細心の注意を払いたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部