【ニューデリー時事】インド北部ウッタルプラデシュ州ハトラスで2日起きた雑踏事故で、ヒンズー教の行事が開かれた現場には当局が許可した人数を超える信者が集まり、過密状態だったことが分かった。

 地元メディアが当局者の話として伝えた。1万人以上が集まっていたとの情報もある。

 報道によると、少なくとも121人が死亡。犠牲者の大半は女性だった。行事は日中、屋外にテントを設置して実施。終了後、信者が暑さや息苦しさから逃れようと一斉に狭い通路に殺到したことも事故の要因とみられている。