GS全試合に先発したサカ。(C)Getty Images

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 イングランド代表のブカヨ・サカ(アーセナル)が、現地時間6月30日に行なわれるEURO2024のラウンド16、スロバキア戦を前に英メディア『talkSPORT』の取材に応じた。

 悲願の欧州制覇を目ざすイングランドは、グループステージ3試合で1勝2分、得点数わずか2とまさかの大苦戦。ガレス・サウスゲイト監督や選手たちに厳しい声が飛んでいる。

 それでもサカいわく、チーム内の雰囲気は決して悪くないようだ。

「明らかに外からの評価はある。でもキャンプ内は良い感じだよ。最初の目標だったグループ首位での通過は達成できた。だから今はグループリーグを横に置いて、ノックアウトに集中したい。そうだね、楽しみだよ。

 ピッチに立てば、どんな問題も何もかも消えて、ただただ楽しめる。ボールが足元にある時が一番好きなんだ。ドリブルしたり、パスしたり、シュートしたり、ピッチで自由にできる。フットボールが大好きだ」
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 22歳の右ウイングはまた、「イングランド代表のチームメイトの中で、クラブレベルで最もタフな相手は誰?」という問いに回答。マンチェスター・シティの右SBで、代表では縦関係でコンビを組む、12歳上の先輩を挙げた。

「カイル・ウォーカーは間違いなく、そこに当てはまると思う。ほとんどのウイングに言わせれば、彼との対戦はとにかくタフなチャレンジだ。でも、今はほとんどの場合、彼は僕の後ろでプレーしてくれている。あんなに強い人がいれば、自由に攻撃できる」

 低調なイングランドは、スロバキア戦で今大会まだない快勝なるか。プレミアリーグ優勝を争った両雄が手を取り合う、右サイドからのアタックに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部