【洗濯クイズ】靴下を洗うときは…「表のまま」それとも「裏返す」のどっち?実は汚れがしっかり落ちるのは…

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問題です!靴下を洗うとき「表のまま」or「裏返す」で、より汚れが落ちるのはどちらでしょう?この洗濯に関する豆知識は、テレビ朝日『スーパーJチャンネル』で、ライオン株式会社のお洗濯マイスター・大貫和泉さんが紹介していたもの。わが家では、靴下を裏返して洗濯したことなど一度もありません。「裏返す」が正解だと、この何十年、靴下の汚れがしっかり取れていなかったことになるのよね…(笑)。

【洗濯クイズ】雨の日は”臭い”が気になるので…「洗剤を多めに」「柔軟剤を多めに」「いつも通り」のどれ?


【問題】
靴下を洗うとき…「表のまま」それとも「裏返す」
どちらがより汚れは落ちるでしょう?







正解は「裏返す」でした。

わが家ではず~っと、靴下を「表のまま」洗濯していたので、ず~っと、靴下の汚れがしっかり落ちていなかった…ということになります(笑)。

ただし、靴下を「表のまま」洗濯する人は、わが家だけではないよう。番組によると、全国約8000人に「靴下を洗うとき、どうしているか」聞いたところ、80%が「表のまま洗う」と回答したとのこと。

では、なぜ、靴下は「裏返して洗う」方がよいのでしょうか?



靴下を「裏返して洗う方がよい」その理由とは?


画像出典:photoAC

洗濯について25年以上研究し、 1日10回以上洗濯をすることもあるという、ライオン株式会社のお洗濯マイスター・大貫和泉さんによると、

「靴下で気になるのは”におい”。そのにおいの原因となる汗や皮脂などの汚れは、直接皮膚と触れている内側に付着するため、裏返しにして内側を直接洗うことで、より汚れを落とすことが出来る」とのことです。

確かに、ごもっとも。汗や皮脂などによる汚れは、目に見えることがあまりないので気づきにくいですが、靴下の外側より内側に付きますものね。

そして干すときも、”裏返したまま”でいいのだとか。日差しによる色あせなどを防ぐことが出来るそうです。



表に戻すタイミングは、畳んでタンスにしまうとき、もしくは履くときに表にすればいいんですって。

「靴下を裏返しで洗濯機に入れないで!!!」と家族に訴えるお母さん方の声をよく聞きますが…。実は裏返して洗い、裏返しのまま干すのは、靴下の皮脂汚れ&におい対策としては正解なんですね。

これまでの一般常識が覆されました。実に、おもしろい。

ただし、お子さんが砂遊びをしたり、部活動をしたりして汚れた場合は、話が別。外側の汚れが極端にひどい場合は、「表のまま」で洗うといいそうです。

せっかくなので、いつもはマジマジと見ることがない、自分が1日履いた靴下の裏側をチェックすることに。

こちらが1日履いた靴下の内側。



汗や皮脂などによる汚れは目に見えないので、特に汚れているようには感じませんが…臭かった(笑)。

裏返さずに表のまま洗うことで、このにおいの原因となる汗や皮脂汚れが内側にこもったままになり、干すときもそのままなのだと想像すると…!(苦笑)

これからやってくる梅雨の時期、洗濯物も生乾きになりがち。靴下のにおい対策として、「靴下を裏返して洗う!そして、干す!」を徹底したいなと思います。

みなさんも靴下洗いの新常識、試してみてはいかがでしょう。