日曜劇場『アンチヒーロー』の場面カット(C)TBS

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 俳優の長谷川博己が主演を務める、TBS系日曜劇場『アンチヒーロー』(毎週日曜 後9:00)の最終回が16日に放送され、怒涛のクライマックスを迎えた。

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 最終回は、明墨(長谷川博己)を証拠隠滅罪に問う裁判が始まる。担当検事は伊達原(野村萬斎)。法廷で因縁の対決が繰り広げられる。12年前の事件、志水(緒形直人)の冤罪は証明されるのか…。正義とは何か?アンチヒーローの結末は?すべての真相が明かされる…というストーリーだった。

 物語中盤、第9話で裏切り者のような動きをみせていた白木(大島優子)が、明墨から“あること”を託されていたことが明らかに。それはニセの極秘資料を伊達原に掴ませ、証拠隠滅の動かぬ証拠を押さえることだった。

 そしてそれを裏で手引していたのは、これまで検察側としてライバル関係にあった緑川(木村佳乃)だった。実は、明墨と緑川、そして桃瀬(吹石一恵)は司法修習の同期で3人そろって検事になった…という間柄だった。

 明墨と緑川にとって戦友だった桃瀬が道半ばで亡くなった。伊達原の不正を暴くため、明墨は検察の外から、緑川は検察の中から志水をアリバイを証明する例の動画を探し続けていた。法廷シーンの中でその事実が明らかとなり、視聴者からは「緑川さーん!信じてたよ!」「鳥肌が立った」「胸熱展開すぎる」「これ以上ない最終回だ」「白木さんも裏切り者じゃなくてよかった」などの声が寄せられている。

 本作は「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、長谷川博己が演じるアンチヒーローを通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかけ、スピーディーな展開で次々に常識を覆す。正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。まさにバタフライエフェクトのような、前代未聞の逆転パラドックスエンターテインメントを届ける。