一度白紙に戻った『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフ、『Ten Thousand Ships』が復活!

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米HBOのスペクタクル大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフとなり、一度は白紙状態に戻った『Ten Thousand Ships(原題)』の企画が復活したことが明らかとなった。

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莫大な製作費がかかりそうだが…

『Ten Thousand Ships』は、第2次スパイス戦争でヴァリリアン・フリーホールドが敗北した後、エッソス大陸からロイナーと一緒にドーン王国へ移住したナイメリア女王の生き様を追うシリーズ。ナイメリアの旅とリーダーシップの力学、そして民のために新たに故郷を生み出していく過程が描かれる。

『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者であるジョージ・R・R・マーティンが自身のブログを更新し、復活したスピンオフ企画に、『ジュリア -アメリカの食卓を変えたシェフ-』などで脚本を手がけ、俳優としても活動しているエボニー・ブースが参加したことを明かした。

マーティンは『Ten Thousand Ships』について、「彼女(エボニー)は、私とHBOのせいで多忙を極めていて、ナイメリアとロイナーを描く『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフ『Ten Thousand Ships』の新しいパイロット版に取り組んでいる」と、プロジェクトの復活を報告。「みんな、この作品に興奮しているが、1万隻の船と300頭のドラゴン、そして巨大なカメの費用をどうやって捻出するか、今も頭を捻っている」と綴り、映像化に莫大な製作費がかかることをほのめかしている。

今年4月、『Ten Thousand Ships』に脚本家として参加していたブライアン・ヘルゲランドが、この企画が打ち切られた理由を語っていたが、マーティンはブログで、なぜ早くも本企画が復活したのかについては触れていない。

なお、『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフについては、ジョン・スノウを主人公にしたシリーズは頓挫となり、マーティンの中編小説「ダンクとエッグの物語」を原作とした『Game of Thrones: Dunk and Egg』の進捗状況は不明だ。

次なるスピンオフの到着を待つ前に、U-NEXTにて6月17日(月)より配信開始のスピンオフ第1弾『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2を楽しみに待とう。(海外ドラマNAVI)

参考元:wikiofthrones.com