サッカーAFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦を控え、本拠地ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムで記者会見に臨むアル・アインのエルナン・クレスポ監督(2024年5月24日撮影)。(c)Giuseppe CACACE/ AFP

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【AFP=時事】25日に行われるサッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2023-24)決勝第2戦で横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)と対戦するアル・アイン(Al Ain FC、アラブ首長国連邦<UAE>)のエルナン・クレスポ(Hernan Crespo)監督は24日、ホームでの逆転優勝を目指す中で横浜に「地獄」を覚悟するよう威嚇した。

 横浜で行われた11日の第1戦では、アル・アインが後半途中までリードしていたものの、終盤の12分間で一気に逆転されて1-2で敗れた。

 現役時代にアルゼンチン代表として活躍したクレスポ監督は、本拠地ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアム(Hazza bin Zayed Stadium)で行われた会見で、「相手は素晴らしいチームなので、100パーセントのプレーとファンの存在が必要だ」「われわれは、この決勝を地獄にしてやらなければならない」と述べた。

 一方、横浜を率いるハリー・キューウェル(Harry Kewell)監督は、チームが敵地の雰囲気にひるむことはないとした上で、「彼(クレスポ監督)は助けを求めている。それは正当なことだ。サポーターに相手を威圧してほしいと呼びかけている」とし、「自分たちはそれに備えていく。心配はしていない。騒々しく威圧的であるほど、試合はこちらのものになるだろう」と述べた。

 横浜が優勝すれば、日本勢としては3度の優勝を誇る浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)、ガンバ大阪(Gamba Osaka)、鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)に続く4チーム目の快挙となる。

【翻訳編集】AFPBB News

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