ベンソンとステイブラーは離れない!マリスカ・ハージティが『LAW & ORDER』クロスオーバーについて語る

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米NBCの人気ドラマ『LAW & ORDER』のスピンオフ『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』は先日ようやくシーズン5へと更新されたが、プラットフォームはこれまでのNBCではなく動画配信サービスのPeacockへと移動することになった。それにより、NBCで引き続き放送される『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』とのクロスオーバーが今後はできなくなるのではと懸念されていたが、オリビア・ベンソン役のマリスカ・ハージティがファンを安心させるコメントを発した。米Varietyが伝えている。

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プラットフォームが変わっても二人の関係は不変

本国アメリカで今月16日(木)に放送された『〜性犯罪特捜班』シーズン25のフィナーレで、ベンソンと元相棒エリオット・ステイブラー(クリストファー・メローニ)の絆が弱まりつつあることが仄めかされていたが、マリスカは「二つの番組のクロスオーバーをどう継続させるかについて、すでにクリストファーと話し合っている」と語る。彼女は、『〜組織犯罪特捜班』のショーランナーであるジョン・シャイバンと会ったと報告した。

「彼らは私たちが一緒にいることを望んでいて、クリスと私もそのことについて話したわ。私たちにとって今がその時。お互いの世界にいない時間が長かった。だから電話したの。やっと戦いの場であるリング上に戻れることにワクワクしている」

マリスカが言っている電話とは、『〜組織犯罪特捜班』のシーズン4冒頭でステイブラーがベンソンにボイスメールを残したこと。この時の電話以外、ベンソンとステイブラーにとって本当の意味でのクロスオーバーはなかった。さらに彼女は、「いずれ分かるけれど、クロスオーバーがあればいいなとは思っている。でも、だからこそエリオットと私(ステイブラーとベンソン)が電話で話しているシーンを追加したの。彼はそれを理解している。私以上に必要としている人がいるとしたら、彼しかいない。彼は私と一緒に生きてきたんだから。とても親密なシーンだと思ったから、彼に祝福してもらいたかった。だからあのシーンを入れたの」と言及。さらにステイブラー役のエリオットが動揺することなく、疑問の余地なく完全にオリビアを理解してくれたことが力強かったと付け加えた。

「あれは私たちの関係そのもの。言葉では表現できないことがたくさんある。クリスと私との関係でとても美しいことの一つは、共演シーンの脚本を読んだ時、私たちがいつも、”(セリフが)多すぎる。こんなにいらない。この二人はコミュニケーションを目で取るんだから”と言うことね」

『〜組織犯罪特捜班』のプラットフォームがPeacockに変わることが発表された時、NBCユニバーサル・エンターテインメントの番組企画戦略担当のジェフ・ベイダーに、クロスオーバーはどうなるのかと尋ねた。「僕個人としては、クロスオーバーに関して”イエス“と答えたい」と彼は笑いながら返答。「しかし、来シーズンのクリエイティブな方向性についてはまだ何も聞いていない。さらに、『〜性犯罪特捜班』のシーズン26が始まる今年の秋に『〜組織犯罪特捜班』(のシーズン5)が配信される保証もない」と述べていた。

『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン1〜24、『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』シーズン1〜2はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety、米TV Line