鎌田大地が代表に復帰【写真:ロイター】

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2024年初の招集に

 日本サッカー協会(JFA)は5月24日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で戦う6月2戦に向けた森保一監督率いる日本代表のメンバーを発表。

 MF鎌田大地(ラツィオ)が代表復帰し、指揮官も「チームを勝たせる存在感を発揮してくれている」と高い評価をしている。

 アジア2次予選を4連勝している日本は、すでに最終予選への切符を手にしている。6月にミャンマー戦(6日=ヤンゴン)、シリア戦(11日=広島)の2試合を予定している。

 今回のメンバー発表で、鎌田が2024年になって初めてA代表へ選出された。森保監督は「チームの中でチームを勝たせる存在感を発揮してくれている」とクラブでの活躍を評価。「本人の良さでもある攻撃も守備もチームに貢献しながら、チームのリズムを生み出す。そして得点にも絡むことをできている」と賛辞を贈った。「試合に出続けているということで、コンディションも上がってきている」点も考慮し、今回の招集に至った経緯を明かしていた。

 鎌田は2022-23シーズン限りでドイツ1部フランクフルトを退団。昨夏の移籍市場の最終盤でラツィオに加入した。マウリツィオ・サッリ氏が指揮の下で徐々に出番を失っていったが、3月中旬に電撃辞任され、その後イゴール・トゥドール新監督に体制が変わると状況が一変。鎌田がチームの中心となり、5月19日のインテル戦(セリエA第37節/1-1)では約8か月ぶりのゴールを挙げていた。(FOOTBALL ZONE編集部)