地元紙選定の年間ベストイレブンに選ばれた斉藤。(C)Getty Images

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 オランダ1部スパルタ・ロッテルダムのパリ五輪世代MF斉藤光毅が、地元紙のリーグ年間ベストイレブンに選出された。

 2023-24シーズンのエールディビジは、PSVの6シーズンぶり通算25度目の優勝で幕を閉じた。オランダの大手メディア『AD』は、今シーズンの年間優秀選手11人をチョイス。毎節の選手のレーティングをもとに決定した。

 そのなかで、リーグ8位でフィニッシュしたスパルタ・ロッテルダムからは、4−3−3の右ウイングで平均採点「6.33」の斉藤が選ばれた。
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 22歳のサイドアタッカーは今季、21試合に出場し、3ゴール・5アシストを記録。逆サイドでプレーするチームメイトで、同じくパリ五輪世代のMF三戸舜介とともに、鋭い仕掛けから多くのチャンスを創出し、チームの攻撃を牽引した。

 同メディアは「スパルタでセンセーションになった」とし、斉藤を次のように評価した。

「東京都出身の22歳ドリブラーは、3ゴール・5アシストと、たいした結果ではなかったが、時折見せた無類のアクションで、毎週ディフェンダーを悩ませていた」

 オランダでインパクトを残している斉藤。今年7月に開幕するパリ五輪のメンバー入りに向けても、大きなアピールになったはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部