ゆりやんレトリィバァ(左)とフワちゃん(C)日刊ゲンダイ

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 お笑い芸人ゆりやんレトリィバァ(33)と俳優の満島真之介(34)が22日、都内で行われた後払いサービス「ペイディ」新CM発表会に登壇した。

フワちゃん「円安時代に海外移住発表」で羨望の声…唯一無二のコミュ力の高さ

 ゆりやんは、夢をかなえた買い物について「昨年DJブースを購入しまして、夜な夜なヘッドホンをして回しています、線つないでないけど……海外のフェスで回しているDJさんってめっちゃ儲かるって聞いたので、それいいなと思って」と面白エピソードを披露した。

 この日、早朝4時着の便でロサンゼルスから帰国したゆりやん。14日にはカリフォルニア州で開催されている世界最大級の音楽フェス「コーチェラ」にラッパーのAwich(37)と共に出演。今年10月には渡米すると宣言しているだけに着々と準備しているもようである。

 渡辺直美(36)のニューヨーク移住以来、タレントの海外進出が相次ぎ、今月からフワちゃん(30)もアメリカに移住。21日にローラ(34)のロス豪邸に遊びに来たインスタも話題になっている。芸能界の海外移住はなぜ続くのか、元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。

■テレビの閉塞感も一因か

「先日、都内で行われたアメリカ人のスタンダップコメディアンのライブでゆりやんさんが出演されていたのを拝見しましたが、彼女のキャラとギャップのある下ネタで大爆笑でした。彼女の場合は言語不要で伝わるので、世界でも通用するんだと痛感しました。海外進出する大きな理由は、日本の芸能界、特にテレビが閉塞している中、海外で活躍して自身の価値を上げるためでは。アメリカも、俳優組合の大規模ストライキで、全米映画俳優組合に属していない日本のコメディアンが安価で起用しやすいというニーズもある。円安で日本の経済力が弱まった結果、日本の若者がその昔の“ジャパゆきさん”になっているという残念な時代の流れもある。またフワちゃんのようなユーチューバーは居場所を問わないし、税率が高い割にメリットの少ない日本に拠点を置く必要性がないという強気な理由もある。いずれにしろ、ゆりやんさん、とにかく明るい安村さんのようなキャラ重視のタレントなら勝算はあると思います」

 芸能界の“日本脱出”はまだまだ続きそうだ。