Image: ギズモード・ジャパン

厚底には秘密がある。

最近、街や靴屋さんで「HOKA(ホカ)」というロゴのついたシューズ、見かけませんか? この「HOKA」、厚底が特徴のランニングシューズブランドです。

今回はそんなHOKAの最新ランニングシューズ「SKYWARD X(スカイワードエックス)」を大解剖してきました。そう、厚底の秘密を明らかにすべく、縦半分にカットしちゃったんです。

Video: ギズモード・ジャパン / YouTube

「SKYWARD X」の厚底の秘密は5層構造

「SKYWARD X」は、HOKAの最新技術を取り入れた厚底ランニングシューズです。その最大の特徴は、シューズ全体の「5層構造(ソール3層+アッパー2層)」。さまざまな素材やテクノロジーが組み合わさることにより、バランスの良いランニングシューズが生まれています。

まずはソール部分。一番上の層は「PEBA MIDSOLE」と呼ばれ、軽量で柔軟性があり、耐久性に優れています。長距離のランニングでも快適な履き心地を保てるのが特徴です。

で、その下には今度はうすーい「CARBON FIBER PLATE」が入ってます。カーボンプレートは競技用シューズにも採用されることが多い素材で、足裏でバネのように効いて、抜群の反発性を発揮してくれます。

そして一番下にあるのは、「EVA」という素材を使った「SCF EVA MIDSOLE」です。柔らかい素材で、地面からの衝撃を減少してくれるのに加えて、かなり軽いので、シューズの軽量化にもってこいの素材です。

また「SCF EVA MIDSOLE」は形にもこだわっており、横からみると靴底が車輪の一部のようにカーブしていて、自然と足が前に進められるような作りになっています。HOKAはこれを「メタロッカー機能」と呼んでいます。

ソール上部のアッパーには「フラットニット」素材を採用し、通気性とフィット感が向上。

加えてシューズの中に当たる部分は、足の形状に合わせて設計された「active foot frame」によって、特にかかと部分の安定性を高め、安心して長時間走れる設計になってます。

実際に走るとどうなの?

動画では、ギズモード編集部のリチャードが、HOKAが設置した特別なブース「FLYLAB(フライラボ)」で実際に「SKYWARD X」を履いて走る様子も紹介。

比較用のシューズとして「BONDI 8(ボンダイエイト)」も用意し、2つのシューズでの走り心地を比較しています。

結果は…動画をチェックしてみてください!

Source: HOKA