捨てづらい子どもの絵や工作の「意外な保存方法」。子どもがいちばん喜んだテクとは
どんどん増える子どもの絵や工作、どうしたらいい? 家での楽しみ方や手放し方について、一級建築士で整理収納アドバイザーのハギヤマジュンコさんが語ります。写真を撮って、スマホの待ち受け画面にするもあり!
子どもの絵を仕舞い込まずに簡単に楽しむコツ
わが家の娘は、この春小学5年生になりましたが、まだまだ絵を描いたり工作したりするのが大好きです。
娘よりも小さなお子さんや、未就学児のお子さんがいらっしゃるおうちでも同じ悩みがあるかと思いますが、みなさんは子どもの描いた絵やつくった工作をどうしていますか?
今回は、わが家の娘の絵や工作の「その後」をご紹介します。
子どもの頃にしか描けない絵は立派なアート
子どもの頃に描く絵は、その年齢のときにしか描けないアートだと思っています。大人になると描けない独特の大胆さがあると思いませんか?
学校で描いたものや家でサクッと描いたものも、額装して飾ると立派なアートです。飾るための額は、そんなに高いものでなくて大丈夫。わが家はニトリや楽天で数百円〜1000円程度で探しています。
版画は刷った絵だけでなく、ベースがアートになることも
娘が学校で制作した版画はもちろん、版木(絵や文字を彫った板)を飾るのもありです。
インクで刷られた平面的な紙の作品よりも、デコボコして立体的な板の方が、アート感をいっそう醸し出しているような気がします。厚みがあることも多いので、立てかけるだけでも存在感十分ではないでしょうか?
額装した場合もそうですが、普段よく目につくところに飾るのがポイント。玄関先はお客様から「これはだれの絵?」と聞いてもらうことが多く、娘の自己肯定感も上がっている気がします。
子どもがいちばん喜ぶ「一推しの保存方法」
額装や立てかけて飾るのも、子どもはとても喜びますが、最近気づいたいちばん喜ぶ方法がこちら。
写真を撮って、スマホの待ち受け画面にすることです。この方法だと立体のものでも残せますし、新しい作品ができても交換が簡単! しかも、肌身離さず持つことができるから、子どももとっても喜んでいます。
インテリアに子どもの絵や工作を取り入れてみては
仕舞い込んだり手放したりする前に、少し手間をかけたり工夫したり。そうすれば、創造性豊かになっていく子どもの成長を、もっと身近に感じることができます。それだけではなく、会話が弾むきっかけになったりと、いいことずくめ。
学年が上がった際に作品を持ち帰ってくる場合も多いと思います。この機会に、おうちのインテリアに子どもの絵や工作を取り入れてみてはいかかでしょうか?