看護師でフォロワー数14万人超のインスタグラマーAmiさん。妊娠中に、家にある材料でつくれる低カロリー・低糖質のスイーツレシピをインスタグラムに投稿したところ、その簡単さとおいしさでたちまち人気に。ここでは、Amiさんが甘いものを食べ続けても6kg減を実現できたお助け食材、「おからパウダー」の取り入れ方や、「おからパウダー」を使った簡単ヘルシーな蒸しパンのレシピを紹介します。

「やせたいけど甘いものは食べたい!」をかなえてくれた、おからパウダー

人気インスタグラマーのAmiさん。1歳の息子さんの育児と家事に奮闘中の看護師ママです。現在はすらりとスリムですが、妊娠中にかなり太ってしまったそう。

「約1年前の妊娠中に自宅安静を命じられて、ストレスで甘いものを食べまくっていたら太ってしまったんです。二の腕はむちむちに、顔はまん丸に…妊婦としてもよくないうえ、自分を嫌いになりつつありました」(Amiさん・以下同)

毎日いろいろなスイーツを食べることはAmiさんの元気の源なので、甘いものはやめたくない…。そこで、おやつの内容を変えることに。

使ったのは、スーパーで売られている「おからパウダー」。まずはおからパウダーをヨーグルトに混ぜて食べたところ、悪くない感じだったそう。

「次に『おからパウダー入り蒸しパン』を思いつきで手づくりしてみたら、おいしかったんです。ボウルで混ぜてレンチンするだけなので簡単なうえに、おいしくて満腹感もあり、食物繊維やタンパク質などの栄養も一緒にとれるのが魅力でした」

それからは、「ボウルで混ぜる⇒レンチンするだけ」の簡単スイーツをいろいろ試し、「おからスイーツ」のバリエが爆誕。おやつタイムに取り入れたところ、毎日スイーツを食べながら6kgマイナスに!

「イライラしたら甘いものを大量に食べたくなる“爆食”がなくなりました。いつの間にか、ガンコな便秘も解消。気持ちも穏やかになったのがわかりました。出産後の体重戻りもスムーズでした」

インスタグラムでも大人気だったおからスイーツ

産後1年たった現在も、体重が増えることなく、元気に家事と育児をされているAmiさん。おからスイーツのレシピをインスタグラムで発表したところ、同じ悩みをもつ人を中心に、大きな反響があったそう。

そんなAmiさんのおやつタイムを支え、今も元気の源にもなっているというのが「おから蒸しパン」。そのレシピを、味変も含めて紹介します。

●3種のおから蒸しパン

材料をボウルで混ぜてそのままレンチンするだけ。フレーバーを追加すると味が変わって、毎日食べても飽きません。

【基本の生地の材料(直径12cmの耐熱ボウル1個分)】

卵 1個(50g)
おからパウダー(微粉) 20g
豆乳(成分無調整) 80ml
ラカンカ甘味料 20g
ベーキングパウダー 3g

〈バニラ味〉
→基本の生地にバニラエッセンス3滴を加える。

〈抹茶味〉
→基本の生地に抹茶パウダー5gを加える。

〈ココア味〉
→基本の生地にココアパウダー10 gを加える。

【つくり方】

(1) 耐熱ボウルにすべての材料を入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。

(2) 電子レンジ(600W)で3分30秒加熱する。

(3)ボウルを裏返して取り出し、食べやすく切る。

バニラ味[全量で210kcal/糖質4.9g]
抹茶味[全量で217kcal/糖質3.8g]
ココア味[全量で244kcal/糖質5.6g]

食べるときは「小さくちぎって少しずつ」がコツ! 時間をかけて味わうことで、満足感が増します。お茶やコーヒーなど、水分をたっぷりとると、おからのボリュームを感じられ、さらに満腹になりますよ。

※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります

※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

※ 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください

※ カロリー値、糖質量ともに、著者が簡易的に計算したおよその数値です。目安としてご覧ください

※ ラカンカ甘味料がない場合、砂糖やはちみつで代用可能です。砂糖は同量、はちみつは少なめ量を代用時の目安にしてください(カロリー、糖質量は異なります)