65歳、「自分をいたわる」朝時間。軽めの朝食や気持ちを整える掃除
年を重ねるごとに、見た目だけでなく体調やものの考え方も変化するもの。東京・吉祥寺で夫とともにギャラリーとパン屋を営む引田かおりさん(65歳)は、60代になっていままで以上に自分のケアに力を入れるようになったそう。ケアのおかげで心配事も減ったという引田さんの、朝の過ごし方を紹介します。
寝室にスマホは持ち込まず目覚まし時計で起床
6時半に起床。頭のそばに電磁波の出るものを置かないように、寝室にはスマホは持ち込みません。「朝は目覚まし時計をセットして起床。カチカチ音のしない秒針のものを使っています」
バスタブにお湯をはっている間に口と髪のケア
起きたらまず入浴。洗面所に行って、バスタブにお湯をはります。その間に、舌の掃除をしてマウスウォッシュでうがいをし、髪をブラッシング。そうこうするうちお湯がたまってバスタイムに。
「セルフケアに集中していると心配事が吹き飛び、楽しいアイデアが浮かぶことも」
「寝ている間には口の中に菌がたくさんたまるそう。認知症の原因にもなると聞いて、朝起きたら舌用スクレーパーで掃除をするのを習慣にしています」。
また、髪のブラッシングは、頭頂部の「百会」に向かって毎日100回。
香りのいい入浴剤やバスソルトをいくつか常備し、気分に合わせて使います。今使っているのはクナイプとSHIGETAのもの。
お風呂上がりのジュースで、ビタミン類をしっかり補給
お風呂上がりには、美容と健康にいいものをミックスした特製ジュースを飲むのが習慣。
「水150mlにコラーゲン入り桑の葉茶、プロポリス、はちみつ、ビタミンC+Dのサプリを加えます」
入浴後はしっかり保湿
入浴後は、スチーマーの蒸気を当てながら美容液たっぷりのフェイスマスクを。現在愛用しているのは、FESUTINOの「フェイシャルクレンジングナノスチーマー」。
朝食は玄米もちと季節のフルーツで軽めに
朝食は8時頃。「朝食と昼食の間は短いから、朝は軽めにしています」。玄米もちと季節のフルーツ、紅茶、昨晩の残りがあればみそ汁を添えて。タンパク質を意識して、みそ汁には卵を落とします。
食後はゆっくり新聞を読む時間に
食後の洗い物は夫の担当。「その間、ゆっくり新聞を読みます。ニュースはPCやスマホで、という人が多いかもしれないけど、自分の興味外のことでも気づきが得られる紙の新聞が好き」
玄関とトイレの掃除をして、気持ちを整える
新聞を読んだあとは、玄関とトイレの掃除。「玄関はハンディ掃除機でホコリを吸い取り、フロアワイパーで水ぶきします。トイレはお掃除シートを使ってさっと。気持ちがさっぱりします」
気持ちのすっきりした朝のうちにメール確認
朝食と簡単な家事を終えたら、10時頃からメールをチェック。「頭も心も冴えた朝のうちに。『あの人に連絡しよう!』と思い立ったらすぐメールします」