米ホワイトハウスで飼われているジョー・バイデン大統領の猫「ウィロー」。ホワイトハウス提供(撮影日不明)。(c)AFP PHOTO / The White House

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【AFP=時事】米国のジル・バイデン(Jill Biden)大統領夫人(72)が「ファーストキャット」を主役にした絵本を手掛けた。

 6月に出版される「ホワイトハウスの猫ウィロー(原題:Willow the White House Cat)」は、しま模様の雌猫「ウィロー」が2022年にペンシルベニア州の農場からホワイトハウス(White House)にたどり着くまでの道のりを描いた子ども向けの物語。

 出版社サイモン・アンド・シュスター(Simon & Schuster)によると、絵本はジル氏と児童文学作家アリサ・サテン・カプチーリ(Alyssa Satin Capucilli)氏の共著で、アーティストのケイト・ベアビー(Kate Berube)氏が絵を担当した。

 ジル氏は同社を通じ、「ウィローは部屋から部屋へと飛び回り、新しい住まいの歴史を探検しているうちに『人民の家』(ホワイトハウス)を動かしている素晴らしい人々のことをすぐに知るようになる」と説明。

「ウィローの旅は、たくさんの新しい友だちを作りながら、米国で最も有名な住所にある家の裏表を『猫の目』で世界に紹介する」と述べた。

 バイデン家には他に2匹の犬がいたが、相次いでかみつき騒動を起こし別の場所に移されたため、ウィローはホワイトハウスにとどまる最後のペットとなっている。

 一方、ジル氏の夫のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は11月の大統領選で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領との再対戦で、激しい「キャットファイト」(いがみ合い)を繰り広げようとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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