タイの首都バンコクで行われたLGBTQのための象徴的な「婚姻届け提出イベント」に伝統衣装で参加したカップル(2023年2月14日撮影)。(c) Lillian SUWANRUMPHA / AFP

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【AFP=時事】タイ下院は27日、賛成399、反対10で同性婚法案を可決した。今後、上院での採決に付された後、国王の承認を経て、東南アジアで初めてLGBTQの結婚を認める国となる。

 タイは寛容な国として知られているが、仏教徒が多数を占め、保守的でもある。同国でのLGBTQコミュニティーは非常に目立つ反面、障壁や差別に直面するケースも多い。

 アジア地域全体ではこれまでに台湾とネパールのみが同性婚を認めている。

【翻訳編集】AFPBB News

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