主演の河合優実から!
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 昨年5月にNHK BSプレミアム・BS4Kで放送された、河合優実が連ドラ初主演を務めたプレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」が、NHK総合ドラマ10(毎週火曜午後10時〜10時45分)にて7月9日より放送されることが決定した。

 本作は、作家・岸田奈美によるエッセーが原作。ベンチャー企業家だった父親は急逝し、母親は突然車いすユーザーに。弟はダウン症、祖母はものわすれの症状が……そんな家族をめぐる日々の出来事を綴った笑えて泣けて考えさせられて、心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセーに、家族や関係者への取材によるエピソードや、独自の視点での脚色を加えてドラマ化された。BSでの放送は大きく話題を集め、ギャラクシー賞月間賞に輝くなど高い評価を受けた。

 現在、TBSドラマ「不適切にもほどがある!」でブレイク中の河合が主人公・岸本七実を演じ、母役に坂井真紀、父役に錦戸亮、祖母役に美保純、そして、ダウン症のある弟役をオーディションを経て起用された新人の吉田葵が務めた。演出は、映画『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などで知られる映画監督の大九明子が担当。BS放送版を大九監督が再編集した“短縮版”として放送される。

 河合は「岸本七実を演じました、河合優実です! 自分にとって、本当に大切な作品です。このかけがえのない、宝物のようなドラマを、よりたくさんの方にご覧いただけることが大変嬉(うれ)しく、この機会に心から感謝しています。家族の世界を一緒に作ったキャストのみなさんと、スタッフのみなさん、大九明子監督、そして家族の物語を我々に貸してくださった岸田奈美さん一家、みんなのエネルギーがあの時ひとところに集まり、他に類を見ないあたたかな奇跡をまとったドラマができあがりました。どうか画面の向こうのみなさんに届きますように。是非(ぜひ)ご覧ください」とコメントを寄せている。(高橋理久)