大阪杯1週前追い切りを消化したミッキーゴージャス(撮影:井内利彰)

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 3月31日に阪神競馬場、芝2000mで行われる大阪杯。ここに特別登録している馬たちが今朝21日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 安田隆行厩舎の定年解散に伴い、安田翔伍厩舎へ転厩となったミッキーゴージャス。その1週前追い切りは安田翔伍調教師自ら跨り、CWでホウオウリムジンとの併せ馬。6F標識で2秒以上追走するような形だったが、道中の走りは終始余裕。最後の直線に向いてからも並ぶ間もなく相手を抜き去り、大差で先着して、時計は6F84.4~5F68.1~4F52.0~3F36.7~2F22.6~1F11.3秒だった。

 雪の降る中、CWでの3頭併せを行ったのはハーパー(栗東・友道康夫厩舎)。こちらはロードフォアエースが先頭、これにカルデアが続いて、それらの一番後ろから追走。岩田望来騎手が跨っていたが、最後の直線に向いて、楽々と2頭を追い抜いての最先着している。時計は6F85.3~5F69.0~4F53.2~3F37.3~2F22.7~1F11.3秒。

 ロードデルレイ(栗東・中内田充正厩舎)は1回目のハローが終了したCWで単走。道中気分よく走ることができている印象で、その分、後半がしっかりしたラップ。時計は6F82.5~5F66.6~4F51.7~3F36.6~2F22.7~1F11.4秒なので、前走時の1週前追いとほぼ同じような数字で動くことができている。

(取材・文:井内利彰)