女子テニスの大坂なおみ(2024年3月9日撮影、資料写真)。(c)Michael Owens/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2024)は20日、女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-3、6-4でエリザベッタ・コチャレット(Elisabetta Cocciaretto、イタリア)を退け、2回戦に進出した。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂は産休で1年以上戦列を離れて現在世界ランク229位となっているが、問題なく、1時間18分でコチャレットを下した。

 1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)での復帰以降、最高のパフォーマンスだったという大坂。「正直なところ、多分自分のボールを打てた中で一番自由で、とらえたいと思う感覚に一番近い。ショットメイクの観点からは、多分私にとって最高の試合だと言える。復帰してから最高のスイングだった」

 2回戦ではエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)とのママ対決が決定。スビトリーナは産休から復帰して約1年ですでに世界20位以内に順位を戻しており、大坂はインスピレーションを受けていると語った。

「妊娠中にウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)での彼女のプレーを目にして、私もいつかあの場にいたいと思ったのを覚えている。これまでも素晴らしい選手だったから、彼女がトップ20に復帰しても私は驚かなかった」

 大坂は2022年のマイアミ・オープンでは決勝まで駒を進めたが、イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)に敗れて準優勝に終わっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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