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恋愛において、都市伝説ばりに囁かれる謎の「定説」がある。

例えば「3回目のデートで告白されなかったら脈がない」「2番目に好きな人と結婚すると幸せになれる」などなど。

もちろん立ち位置や目線によって、その定説は崩れることもあるだろう。世の男女の実体験や実感をもとに「恋愛の定説」は正しいのか、検証してみた。

調査期間：2023年10月6日〜2023年10月10日
調査対象：東京カレンダーWEB無料会員　男女2,000人

文／山部和歌子



恋愛は数字で割り切れるのか！？みんなの意見は…


ここで取り上げる定説は「2番目に好きな人」、「3回目のデート」など“数”にまつわるもの。

人の恋愛感情は数字で割り切れるのか！？




「恋愛の定説」でもあり「結婚の定説」でもあるのがコチラ。

男でも女でも、1番好きな人と結婚すると好きすぎて疲れる。愛するより愛されたい。「結婚＝安心、安定」を求める意味合いだろうか。果たして令和の男女の結論は！？




男女ともに「嘘」の割合が多く、特に男性にはしっくりこない模様。そもそも「女性は〜」と頭につく定説なのかもしれない。

「本当」と答えた理由は―。

「尽くす結婚は疲れるので」(女性)
「母が1番好きな人と結婚して失敗」(女性)
「大好きすぎると、冷静な目で相手を見ることが難しいから」(女性)
「多分1番好きな人だと離婚する」(男性)

「嘘」と答えた人の意見は―。

「本当に好きな人でないと後悔する」(女性)
「2番目はただの2番目」(女性)
「1番目と一緒になった未来を想像し続けてしまうから。実際、今がそうです（笑）」(女性)
「若いときの“1番好き”は、とても熱量の高い執着心。そういった気持ちは、そもそも結婚に向いていない。落ち着いた年齢で1番好きだと思える人は、人間として好きな人だと思うので、2番目とか関係ないと思います」(女性)

「2番目だと婚外恋愛をはじめから目指しそう」（男性）
「他に1番がいる時点でお互い不幸せだと思いますし、今まで付き合った相手はそのとき、そのときの1番好きな人でした」(男性)
「1番好きな人と比べずに、相手との相性が1番な人がベスト」(男性)
「1番目であろうが、2番目であろうがその人と結婚して幸せになれるかどうかは、お互いの気持ちが続くかどうか次第」(男性)

など、ごもっともな意見が。この定説は令和男女にはフィットしないのかも。




続いての質問は「1回、2回とデートを重ねて見極め、3回目が告白のタイミング。告白がなければ、その気ナシ」という定説だ。

告白は「男子から女子にする」シチュエーションを前提に答えてもらった。果たして男女に違いは？




男女の違いはそれぞれ10％程度で、女性は「本当」票が上回った。

「実際3回目で告白された」（女性）
「アプリで知り合って、お互い恋愛対象だとわかっている場合では“3回目のデートで告白されなかったら脈なし”は本当だと思います。実際に5回以上デートして“まだ答えが出せない”と言われた相手には振られた経験があります。2回目で決めてくれた人とは現在、順調にお付き合いをして、もうすぐ1年です」（女性）
「3回も会って答えが出せない、迷っているならその時点で乗り気でない証拠。本当に好きなら3回目には答えが出ている」（女性）
「いい感じの雰囲気だったのに、3回目で告白がなかったため、こっちから押したら、ダラダラと続いてしまい、体だけの関係になってしまった」（女性）

など、実体験に基づいた見解が多く、3回という回数は女性の中では重要なキーワードになっているようだ。

逆に、男性は「嘘」の意見が多数。その内容をみてみると…。

「空気感はそれぞれ」（男性）
「初回デートでも告白するときはする」（男性）
「西洋人だったら、そうかもしれないが、東洋人はシャイなので、そうでもないと思います」（男性）
「1年間友達期間を経験して、付き合ったことがあるので、回数は全く関係ないと思う」（男性）

男性側の意見としては、逆に「3回目のデートで告白を断られたら脈ナシ」という声もあった。

たしかに男女がお互いに見定められる回数のようなので、ここで断られたら諦めるのが正解のようだ。

本編ではそのほか、下記の定説は検証！
「交際前に一線を越えると本命になれない？」
「割り勘＝大切だと思われていない？」
「男性は追いたい、女性は追われたい生き物？」
「女性は新しい恋で上書き保存。男性はフォルダ分けして永久保存する？」

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