メイケイエール(3月13日撮影、(c)netkeiba)

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 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が18日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。24日(日)に中京競馬場で行われる高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はルガルやマッドクールの名前も挙げたが、ラストランとなるメイケイエール(牝6、栗東・武英智厩舎)について、「集大成にふさわしい馬体写真」と開口一番に絶賛。冬毛で覆い尽くされていた昨年時に対して、「今年は毛ヅヤが良い。皮膚が洗練されている分、筋肉の張りも目立っている」と解説。また、京都牝馬Sを挟んだローテにも触れ、「香港遠征からの直行だった昨年より、一叩きした効果もあって、フィジカルのコンディションは良さそうだ」と話した。

 若駒のころはカメラマンを睨みつけるような立ち写真ばかりだったというが、今回は「聡明な表情でバランスよく立てている」「すっかり大人になり、その瞳は今までにないぐらい澄んでいる」「筋肉は3歳時とは比べものにならないほどパンプアップした」などと心身の成長を指摘。「性格上、枠の並びや展開など好走条件がそろわなければ厳しい面はありますが」と前置きしつつも、「有終の美を飾るシーンを十分に想像できるデキです」と劇的な幕切れを期待した。