「Redmi Watch 4」ミニレビュー、大画面と20日間の電池持ちがうれしい格安スマートウォッチ
シャオミ・ジャパンから2月27日に発売されたスマートウォッチ「Redmi Watch 4」を短時間ながら試用する機会を得たのでご紹介します。通常価格11,980円、早割なら10,980円とリーズナブルでありながら、見やすい大画面と安心の電池持ちが魅力的な機種でした。
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シャオミの新型スマートウォッチ「Redmi Watch 4」。通常価格は11,980円だが、3月5日までは早割価格10,980円で購入できる
Xiaomiといえば「ハードウェア製品の利益率は5%以下」というポリシーを掲げており、さまざまなジャンルでコストパフォーマンスに優れた製品を送り出しているメーカーです。
そのサブブランドとして低価格帯・普及帯を担っているのがRedmiブランド。たとえば、これまでにレビュー記事でご紹介した製品を振り返ると、3万円以下で最新のクアルコム製SoCを搭載し機能も充実したエントリースマホ「Redmi 12 5G」、2万円ちょっとで11インチの大画面とクアッドスピーカーが手に入る動画視聴にぴったりなタブレット「Redmi Pad SE」、1万円以下でLDACにも対応したノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」など、そのお買い得ぶりには毎度驚かされます。
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カラーはオブシディアンブラックとシルバーグレーの2色。今回はシルバーグレーをお借りした
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ストラップは幅広で厚めの丈夫そうな作り
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シリーズ初のアルミフレームを採用し、ワンランク上の質感に進化した
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ストラップはクイックリリースで着脱でき、別売の交換用ストラップにはダークシアン/ミントグリーン/パステルパープルの3色がある
そんなRedmiブランドから登場したスマートウォッチですから、Redmi Watch 4もやはり安いだけでは終わりません。
まず外装も決して安っぽく見えない作りで、シンプルにまとまったデザインに仕上げられています。シリーズ初のアルミニウム合金フレームを採用したことに加え、画面占有率の高さやステンレススチール製回転式クラウンの採用など細部も抜かりなく、高見えする仕上がりです。
主な機能としては、心拍数・血中酸素レベル・睡眠などの健康モニタリング機能やランニング・サイクリングなど150種類以上アクティビティ記録、Bluetooth通話など、スマートウォッチとして求められる基本的なものを網羅しています。単体でのGPS測位も可能で、5ATMの防水性能を備えます。
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メイン画面
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クイック設定画面
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アプリ一覧画面
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「Xiaomi Smart Band 8」と並べてみた
特筆すべき画期的な機能があるというわけではないものの、スマートウォッチの基礎体力ともいえる「大画面」「電池持ち」の2点を武器にしているのは多くのユーザーにとってうれしいところでしょう。
画面サイズはシリーズ最大の1.97インチで、前世代から表示領域が26%拡大されています。60Hzの高リフレッシュレートで滑らかに動作し、最大輝度も600nitと明るめで屋外でも十分な視認性があります。
スマートフォンなどと比べると、スマートウォッチの画面サイズは何インチと言われてもあまりピンとこないかもしれません。たとえばApple Watchの場合、ケースサイズで呼ばれることが多く画面サイズが対角何インチかは公表されていないのですが、実測ではRedmi Watch 9の画面サイズはApple Watch Series 9 45mm(大きいほう)とApple Watch Ultra 49mmの中間程度のサイズとなり、かなり大きい部類であることが分かります。
もっとも、見やすさと引き換えに47.5mm×41.1mm×10.5mmと本体サイズも大きくなっているので、手首の細い方は選びづらいかもしれません。ラインナップ全体としてXiaomi Watch/Redmi Watchは大型のものが多いため、カテゴリー的にはスマートバンドになりますがスマートウォッチに近い機能を持つ「Xiaomi Smart Band 8 Pro」などを検討してみても良いと思います。
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もう少し小ぶりなものが良ければ、「Xiaomi Smart Band 8 Pro」が良い候補かも
今回は短時間の試用であったためバッテリー駆動時間の実力を試すには至りませんでしたが、公称値では、Redmi Watch 4は標準使用モードで20日間、ロングバッテリーモードなら30日間も連続使用できます。また、有機ELディスプレイを採用しており常時点灯させることもできますが、その状態でも10日間持つとのことです。
スマートバンド+α程度の予算で本格的なスマートウォッチが手に入るうえ、ディスプレイとバッテリーの2点が強化されていて普段使いで不満が出にくいとあれば良い買い物ではないでしょうか。
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Redmi Watch 4のパッケージ
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付属品。マグネット式の充電ケーブルはXiaomi Smart Band 8シリーズのものと同様だった
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ストラップを伸ばした状態の外観
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同時発売のXiaomi Smart Band 8 Pro(左)やXiaomi Watch S3(中央)と並べてみた
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そのサブブランドとして低価格帯・普及帯を担っているのがRedmiブランド。たとえば、これまでにレビュー記事でご紹介した製品を振り返ると、3万円以下で最新のクアルコム製SoCを搭載し機能も充実したエントリースマホ「Redmi 12 5G」、2万円ちょっとで11インチの大画面とクアッドスピーカーが手に入る動画視聴にぴったりなタブレット「Redmi Pad SE」、1万円以下でLDACにも対応したノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」など、そのお買い得ぶりには毎度驚かされます。
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そんなRedmiブランドから登場したスマートウォッチですから、Redmi Watch 4もやはり安いだけでは終わりません。
まず外装も決して安っぽく見えない作りで、シンプルにまとまったデザインに仕上げられています。シリーズ初のアルミニウム合金フレームを採用したことに加え、画面占有率の高さやステンレススチール製回転式クラウンの採用など細部も抜かりなく、高見えする仕上がりです。
主な機能としては、心拍数・血中酸素レベル・睡眠などの健康モニタリング機能やランニング・サイクリングなど150種類以上アクティビティ記録、Bluetooth通話など、スマートウォッチとして求められる基本的なものを網羅しています。単体でのGPS測位も可能で、5ATMの防水性能を備えます。
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特筆すべき画期的な機能があるというわけではないものの、スマートウォッチの基礎体力ともいえる「大画面」「電池持ち」の2点を武器にしているのは多くのユーザーにとってうれしいところでしょう。
画面サイズはシリーズ最大の1.97インチで、前世代から表示領域が26%拡大されています。60Hzの高リフレッシュレートで滑らかに動作し、最大輝度も600nitと明るめで屋外でも十分な視認性があります。
スマートフォンなどと比べると、スマートウォッチの画面サイズは何インチと言われてもあまりピンとこないかもしれません。たとえばApple Watchの場合、ケースサイズで呼ばれることが多く画面サイズが対角何インチかは公表されていないのですが、実測ではRedmi Watch 9の画面サイズはApple Watch Series 9 45mm(大きいほう)とApple Watch Ultra 49mmの中間程度のサイズとなり、かなり大きい部類であることが分かります。
もっとも、見やすさと引き換えに47.5mm×41.1mm×10.5mmと本体サイズも大きくなっているので、手首の細い方は選びづらいかもしれません。ラインナップ全体としてXiaomi Watch/Redmi Watchは大型のものが多いため、カテゴリー的にはスマートバンドになりますがスマートウォッチに近い機能を持つ「Xiaomi Smart Band 8 Pro」などを検討してみても良いと思います。
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今回は短時間の試用であったためバッテリー駆動時間の実力を試すには至りませんでしたが、公称値では、Redmi Watch 4は標準使用モードで20日間、ロングバッテリーモードなら30日間も連続使用できます。また、有機ELディスプレイを採用しており常時点灯させることもできますが、その状態でも10日間持つとのことです。
スマートバンド+α程度の予算で本格的なスマートウォッチが手に入るうえ、ディスプレイとバッテリーの2点が強化されていて普段使いで不満が出にくいとあれば良い買い物ではないでしょうか。
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