「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!

“彼が振る舞ってくれた肉じゃがで女が抱いた違和感”に“夫が部下と不倫し、親権を奪われてしまった女”から“シアタールーム付きの新居が、スピード離婚の引き金になったワケ”まで。さて、栄えあるベスト1は?



★第1位
28歳の彼が得意料理「肉じゃが」を振る舞ってくれたが…。女が抱いた“違和感”の正体

スマートフォンを使って調べていた真衣が、何か気になる情報を見つけたようだった。

「これって、環奈の撮った写真と似てない?」

画面を覗くと、肉じゃがの画像が映っている。

「知らない人のインスタだけど」
「確かに、ひき肉を使ってるねぇ…」

他にも、ニンジンや絹さやといった同じ食材が使われているのがわかる。だが、驚いたのはその盛り付け方だった。

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★第2位
「彼の子どもがほしい」妻の職場に届いた一通の手紙。夫のストーカーかと思い、家で尋ねると…

2人共順調にステップアップし、別々の仕事を受けながらも、組めば必ずヒットを生む、というクリエーターカップルとして、今の地位を築いてきた。

別の仕事をしていても、京子は必ず崇に相談してきたし、崇が独立し自分の会社を作った時、京子はごく自然な形でその社員となり、崇は京子にあった仕事を選び、京子が快適に作品を作れる環境、人材の配置に目を配ってくれている。

公私共に最高のパートナーがそばにいてくれる。そんな日々がずっと続いていくであろうと京子は信じていた。あの日、あの手紙が届くまでは。

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★第3位
夫が会社の部下と恋に落ちた。とんでもない男の態度にショックを受けた妻は…

気づかれていた。雄大さんの位置からは、リビングの入り口のドアのすりガラス越しに、立ち去る私の影が見えたらしい。すみません、聞くつもりはなかったんですけど、と、もう一度謝ると、こちらこそ騒がしくて申し訳なかった、と謝り返される。

「宝ちゃんにちゃんと説明しておいた方がいいかな、と思って」と雄大さんは言った。

「今のままじゃ、あの2人に会うの気まずいだろうし、心構えがいるかなと。日本に帰っても一緒にいることが増えるわけだし。それに愛からの伝言で、今日の朝食は無理そうだから宝ちゃんにゴメン、って。だからオレが代わりに。朝食がてら、説明するよ」

どこか私に対して距離があったように見えていた雄大さんが、私をケアしてくれるなんて意外だったけど、行きます、と答えて、コートを羽織り外へ出た。

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★第4位
上京4年の26歳女子。美人で性格良しの芦屋育ちのお嬢様が、アプリで男から避けられる理由とは

男性とマッチングしないわけでは決してなく、食事やデートを楽しんだ経験もある。

けれど、そのうちの何人かからは…出会ったその日に、いきなり一夜を共にする誘いを受けることがあったのだ。

美香は早急な関係の進展は望んでいなかった。2、3度のデートを重ねて、互いの理解を深める。好意を抱いたもの同士が、恋人へと発展する。少なくとも神戸にいた頃、学生時代まではそうして恋愛をしてきた。

だけど、そうした堅い考えを前面に押し出すと、なぜだか男性たちは離れていく。

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★第5位
港区在住の建築家と再婚した女。シアタールーム付きの新居が、スピード離婚の引き金に…

「お客様から、指値のご相談を伺っています」

新堂さんの声が、電話口から聞こえる。先日再内覧をした女性について、進捗報告を受けているのだ。

彼女の購入意向を確認できたのはよかったが、やはり一筋縄ではいかない。指値…つまり、販売価格より減額しての購入相談ということになる。

― もともとの出し値が8,050万円。新堂さんの提案で「値下げ予定」として広報してもらっていたけど…。

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