解散を発表したプラス・マイナスの岩橋良昌（右）と兼光タカシ

　2月21日に自身のXで、吉本興業からの独立とコンビ解散を発表した、プラス・マイナスの岩橋良昌。

「岩橋のXへの投稿は、過激な内容が多いため注目度も高く、何かを投稿するたび数百万超えのインプレッションを記録しています。たとえば2月23日には《おーい吉本さーん　岩橋色々質問してんでー　見返してー　まだ全然答えてへんでー　答えてー》のポストが600万回超え、2月24日に投稿した《自分で破滅の道へ行っている気がして寝れぬ夜　俺はきっと間違っている》は700万回超えと、ヘタなインフルエンサー顔負けの人気ぶりで、フォロワーもどんどん増えている状況です。

　吉本にピン芸人として残る形となった相方・兼光タカシのフォロワー数が2.7万人に対して、岩橋のフォロワー数は32.1万人ということを見ても、岩橋の注目度の高さがわかると思います」（週刊誌記者）

　岩橋の不穏なポストは、1月ころから突如、始まった。1月17日には、ダウンタウン・松本人志に関する“性加害疑惑”の報道を受けて、《俺も昔松本さんじゃないけど先輩に綺麗な女の子連れてったなぁ　まぁ上納か笑》と投稿。同月27日には、芸人にドッグフードと入れ替えた料理を食べさせ、悶絶する様子を見て高笑いしたり、サザエの殻を噛ませて歯が欠けると大笑いしたりしたことなど、制作会社社長からのパワハラを告発し、《これらは全てカメラが回ってない時に行われる》と投稿していた（※現在は削除済み）。

　その投稿から4日後、岩橋は大阪のライブハウスで、自身の率いるバンド『DAY GAMES』としてライブをおこなっている。

　現場に居合わせた芸能ライターが、そのときの岩橋の様子を語った。

「会場は、大阪・北堀江の50人も入れば満員になりそうな小さなライブハウスでした。ベース＆ヴォーカル担当の岩橋は、エンゼルス時代の大谷のユニフォームで登場。『DAY GAMES』としてのライブは4回めとのことでしたが、スカスカの客席を見て、『おー､ライブをするたびに客が減っていってるな〜』と自虐コメントを発して、笑いを取っていました」

　このころの岩橋は、前述したような投稿を始めたころだったこともあって、芸能ライターは岩橋が何を語るか、注目していたという。

「曲と曲の合間で、バンドの昔話や、曲がカバーかオリジナルかなどの話をしつつ、自らのポストが問題になっていることにも軽く触れたりしていました。そんななか、岩橋は『なんかしらんけど､もうテレビに出られへんかもしれんから､俺』と発言すると、ギターのメンバーが『そう､だからホンマのバンドマンや｡こっち（バンド）でやっていくしかない（笑）。（いろいろ投稿した）バチやから』と呼応。すると、岩橋は『生涯、職人でいいんですよ｡テレビなんかどうでもいいんですよ（笑）』と発言し、客席から拍手と声援が起こっていました。また、メンバーとのかけ合いのなかで、『俺、忖度いうのいちばん嫌いなんや！』と気色ばむ場面もありました」

　ライブ中のトークで、岩橋は2024年の夏に、自身の「漫才＋ライブ」をおこなう構想があることを、こんなふうに語っていたという。

「ここのライブハウスの店長と、僕は同級生｡その店長が、7月ごろに梅田の、300人くらいのキャパの、新しいライブハウスの店長をやることがほぼ決定して｡そこで、こけら落としを頼まれてるんやけど、いまのままでは300人に来てもらえるの、キツいやん｡

　そこで､相方の兼光、連れてきて漫才します｡前半60分、漫才､後半DAY GAMESのライブ｡兼光にも飛び入りで歌ってもらったりと､漫才とライブのイベントをやりますから、みなさん来てくださいよー！ ホンマ、今年の夏はおもしろいことが起こりそうで、楽しみです！」

　発言を聞く限り、この段階では解散までは考えていなかったようにも思えるが、解散を発表したいま、夏のイベントはどうなってしまうのだろうか。