金鯱賞に出走予定のノッキングポイント(撮影:井内利彰)

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 3月10日(日)に中京競馬場で行われる金鯱賞(芝2000m)。ここへ出走を予定している馬たちが、今朝22日にレースへ向けた2週前追い切りを行っている。

 前走菊花賞は15着に終わっているノッキングポイント(美浦・木村哲也厩舎)は栗東に滞在しての調整。朝一番にCWで同厩舎の馬と一緒に馬場入りはしたが、追い切りは単走。向正面から軽快なスピードで道中を駆け抜けていくが、雨で重たくなったウッドチップも関係ない力強いフットワーク。

 最後までしっかりと集中した走りで時計は6F83.4~5F68.4~4F53.6~3F38.7~2F24.6~1F12.2秒。栗東滞在は今回が初めてになるが、単走でも安定した走りを見せていた。

 前走中日新聞杯で重賞初制覇を果たしたヤマニンサルバム(栗東・中村直也厩舎)はハヤテノフクノスケ、ロードスタウトといった同厩舎の3歳馬2頭に先行する併せ馬。前受けしたこともあるが、最後の直線では本当に楽な手応えで同入。手応えの良さは真ん中にいたハヤテノフクノスケが目立っていたが、こちらも馬なりで6F82.6~5F66.6~4F51.6~3F37.0~2F23.3~1F11.5秒をマークしている。

 昨年のこのレースの覇者、プログノーシス(栗東・中内田充正厩舎)は調教時間の終盤、閑散としたCWで単走。時計は6F84.5~5F68.5~4F52.8~3F37.0~2F22.8~1F11.1秒をマークしている。

(取材・文:井内利彰)