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 2月14日のバレンタインデーを目前に、全国的にチョコのイベントが開催されている。
 昨今は「義理チョコ」文化が衰退しつつあるなかで、自分のためにチョコを買う「マイチョコ」「自分チョコ」が増えてきているのだとか。そんななかで「他人にチョコをあげて、やっぱり失敗した!」と語る人たちも……。

◆朝から並んでチョコを買うことも…

「普段からコンビニで売ってるチョコから、デパ地下でしか買えない高級チョコまでくまなくチェックしています。好きな食べ物も趣味もチョコです」

 そんな宍戸美月さん(28歳・仮名)が、1年でいちばん好きなのが1月後半から2月14日までのバレンタインフェアの時期である。

「都内のバレンタインフェアはだいたい行っています。この時期は色んな種類のチョコが出るから楽しくてしょうがないです! 朝から並んでやっと買える商品も多く、オタクとしては血が騒ぎますね」

◆チョコ音痴に食べさせるのはもったいない

 美月さんは基本、誰かにあげたりするためではなく、全て自分自身のために買っているそうで「彼氏がいてもいいチョコはあげません」と徹底している。

「だって価値がわからないチョコ音痴な人に食べさせたってもったいない。家族には少しおすそ分けしますが、余分にはあげません」

 とはいえ、去年のバレンタインにはレアなチョコを1つ譲ってあげたそうだ。

「会社の先輩で、私ほどではないけど甘党で、そこそこチョコに詳しい人がいて。先輩にフェアをはしごして回っていると話したら『あの店のチョコを食べてみたい』と、詳しい人しかわからない店の名前を出してきたんです」

 ちょうどその店のチョコは美月さんも狙っていたようで、先輩の分も買ってきてあげたという。

「いつもお世話になっているからお礼の友チョコみたいな感じでプレゼントしたんです」

 先輩は「こんなレアなチョコをありがとう!」と喜んでくれた。だが--。

「結局自分で食べずに、それを同じ課のイケメン上司に“またあげ”していたんです。今思い出してもムカつく……」

 2月15日にイケメン上司が美月さんもいる部署内で「お前のくれたあのチョコ、ネットで調べたら超レアなチョコなんだな!もっと味わって食べれば良かった」と笑っていたんだとか。

「まさか……と思って聞き耳を立てていたら、メーカーの名前も一致しました。寒い中、1時間以上並んで買ったチョコを、よりによって、あんな顔が良いだけのチョコ音痴にあげちゃったと思うと、はらわたが煮えくり返ると思いました」

 怒りに震える美月さんを、先輩は気まずそうにチラチラ見ていたという。

◆幼なじみにチョコをあげたら…

 本宮みうさん(27歳・仮名)もチョコが大好きでバレンタインが1年でいちばんテンションがあがるという。彼女も美月さん同様、自分のためにチョコを買っている。

「食べ比べをして自己満のレビューをしてます。毎年、自分の中でランキングを作るのが楽しいんです」

 そんな彼女のチョコに対する想いをよく知る幼なじみが「色々食べれていいなぁ」と、みうさんのSNSにコメントをしてきた。

「すごく仕事が忙しい子で買いには行けないだろうと思ったので、いくつか代わりに購入してあげたんです。普段は絶対そんなことしませんけど」

 幼なじみは「せめて交通費だけでも出す」と言ってくれたそうだが「私のついでだからいいよ」ともらわなかったという(※筆者なら絶対にもらっていただろう……)。

◆もう二度と他人にはチョコをあげない

「その後、私が特に気に入って“もうひとつ買えばよかったなぁ”と後悔していたチョコがあって、定価より少し高いくらいなら買いたいなってフリマアプリで検索したら、1つだけ残っていたんです」