タイでリチウム鉱床発見 埋蔵量約1500万トン、世界3位規模
【AFP=時事】タイ政府は19日、大規模なリチウム鉱床が見つかったと発表した。埋蔵量は約1500万トンで、ボリビアとアルゼンチンに次ぎ世界3位規模となる。
政府の副報道官はテレビ局ネーションに対し、鉱床は南部パンガー(Phang Nga)県内の2か所で見つかり、推定埋蔵量は1480万トンだと明らかにした。
ただし、「発見した資源のうちどれだけ利用できるか調査中だ。判明には時間がかかる」と説明している。
リチウムは電気自動車(EV)の他、スマートフォンなどの電化製品に使われている電池の主原料となっている。
タイは従来型の車の組み立てで培った経験を生かし、東南アジアにおけるEV生産の中心地になることに意欲を示しており、今回のリチウム鉱床の発見は、その目標達成に向け弾みをつけるものとなる。
【翻訳編集】AFPBB News
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政府の副報道官はテレビ局ネーションに対し、鉱床は南部パンガー(Phang Nga)県内の2か所で見つかり、推定埋蔵量は1480万トンだと明らかにした。
ただし、「発見した資源のうちどれだけ利用できるか調査中だ。判明には時間がかかる」と説明している。
リチウムは電気自動車(EV)の他、スマートフォンなどの電化製品に使われている電池の主原料となっている。
タイは従来型の車の組み立てで培った経験を生かし、東南アジアにおけるEV生産の中心地になることに意欲を示しており、今回のリチウム鉱床の発見は、その目標達成に向け弾みをつけるものとなる。
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