JFAの会長就任が内定した宮本氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 若き会長の就任内定は、海を越えて注目されている。

 12月24日に行なわれた日本サッカー協会(JFA)の臨時評議員会で、次期会長の唯一の立候補者だった宮本恒靖専務理事の信任投票が行われ、過半数以上を得て「承認」されたのを受け、韓国メディア『スポーツ京郷』は「日本サッカーの素晴らしい選択だ」と報じている。

「日本サッカーに新しい風が吹く。来年(2月に)47歳になる選手出身者が日本サッカーを管轄する協会の会長に選任された」

 同メディアは、「宮本氏は現役時代、日本(ガンバ大阪、ヴィッセル神戸)とオーストリア(ザルツブルク)で活躍したDFだった。日本代表でAマッチ71試合に出場し、2002年と2006年のワールドカップに出場した」とそのキャリアを紹介している。

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 同じく韓国の『OSEN』も「型破りな日本サッカー協会、ワールドカップ出場経験のある代表チームの元主将が最年少会長になる」と驚きをもって報道。「JFAは初めてW杯でプレーした代表の主将経験者が会長を務めることで、常識外れの刷新を期待している」と綴っている

 退任する田嶋幸三会長の後任として、来年3月に正式就任する日本代表の元キャプテンに、隣国からも熱視線が送られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部