バイエルンに大敗の悪夢再来!今季初黒星は公式戦4連敗中だったフランクフルト

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「1週間の準備期間があったのだ。しのごの言う必要などもはやないだろう。今回は負けも仕方のない内容だった、これほどの点差であってもね」土曜午後に行われたアイントラハト・フランクフルト戦にて、1−5と思わぬ大敗を喫したバイエルン・ミュンヘンの、トーマス・トゥヘル監督は試合後にそう肩を落とした。そんな選手たちへロッカールームで檄を飛ばしたか?との問いには「それは心の中にだけしまっておく」と述べるにとどめている。
フランクフルトが組織化された安定したディフェンスを展開し、攻めあぐねたバイエルンはジョシュア・キミヒによる長距離シュートで唯一の得点を記録。ディフェンス面では多くの問題を露呈する結果となり、決定力をみせつけたフランクフルトに4点差をつけられ大敗。これは2000年以降バイエルンにとって4度目のことであり、前回も奇しくも相手はフランクフルトで、後に退任することになるニコ・コヴァチ監督の時に同じく1−5で敗れた。
「開始30分のうちに、フランクフルトは僕らから勢いを剥ぎとってしまった」と、トーマス・ミュラーは回顧。「いくら悔しくても認めるところは認めないと。フランクフルトは多くの場面でそう言うところをみせつけられた。僕らが意欲に欠けているというより、フランクフルトがガンガン攻めてくる感じで、ボールをうまくもってそれがうまくハマってしまった」と述べ、トゥヘル監督も「今日はやられすぎた。あまりに高い代償を支払うことになった。間違いなく、戦う用意ができておらず、気がつけば不利な展開になっていた」とチームのみならず自分も責めている。「選手たちに伝えきれていなかったし、自分たち自身を見つめ倒していかないといけない。チームパフォーマンスとしてあまりに不十分で、私もそのチームの一員だ」
特にバイエルンはドイツ杯ですでに敗退していたこと、そして先週土曜のリーグ戦は大雪のために中止となったことで、十分な時間があった。ミュラーは「もっと危険な存在になり、もっと勝てるように磨きをかけてきたつもりだったのだが、それをピッチではまるで表現できていなかった。むしろフランクフルトにいい場面を作られ、ボールを奪われ、ゴールを決められ、逆に僕らはそれができなかった」と肩を落としつつ、「1−5で敗れたのならこれでまた立ち上がらないと、この怒りをエンジンに注ぎ込んで爆発さえないいけない。ただ自分を見失うことなく、ね。サッカーではこういうこともつきものさ」と前を向くことも忘れなかった。次の戦いは火曜、CLでのマンチェスター・ユナイテッド戦だ。
フランクフルト「勝っても負けても浮足立たないように」
これでここまで無敗をつづけてきたバイエルンに、はじめて黒星をつけたフランクフルト。とりわけ最近ではドイツ杯で3部ザールブリュッケン相手に敗戦を喫するなど、公式戦4連敗だっただけに、この結果はあまりにも意外なものだった。「この選手たちは目に入れても痛くないほど可愛いよ!いつも一生懸命でそのメンタリティ、闘争心は称賛に値する」とディノ・トップメラー監督。
「この流れでリアクションをみせることが重要で、それを今日は試合開始から見せてくれたよ。まさに試合前に求めていたもので、開始3分ではスタジアムの誰もがそれを感じ取ったことだろう。最後まで力強いパフォーマンスを全員がみせてくれた。確かに結果はわからなくとも限界を超えるしか術はないと話していたが、実際に結果がついてくると嬉しいものだね」
ただ前述のドイツ杯でも淡々と振り返っていたように、今回の勝利にも指揮官には特に興奮などは見受けられない。「敗北だけでなく、今日のような試合も我々はしっかりと評価していく。それが非常に重要なことなんだ。決して負けても、そして今回のように勝利しても、どちらにしても浮き足だってしまわないように。」そしてフランクフルトの次の試練は翌週に控える。同じくここまで無敗で首位に立つ、バイヤー・レヴァークーゼン戦だ。
