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 今年8月中旬の時点でジュード・ベリンガムは、6月末日まで在籍していたボルシア・ドルトムント時代と比較して、わずか1ヶ月半ほどの時間で「僕は10倍は良くなったと思う」と発言、そのコメントには多くの人々が笑みを浮かべた事だろうが、それは今もなお誇張された感は否めないとはいえ、ただそれを笑う人の数は圧倒的に少なくなったことだろう。移籍ら最初の17試合で15得点、4アシストという驚異的な数字を残し、前年度バロンドール受賞のカリム・ベンゼマの穴を埋める、レアル・マドリードの救世主といえる活躍をみせているのだ。その結果でレアル・マドリードはラ・リーガ、そしてチャンピオンズリーグGLともに首位に立つ、順調なシーズンを過ごすことに成功しており、そしてベリンガムもまた月曜夜にゴールデンボーイ受賞という栄冠を手にしている。

 授賞式が行われたトリノの地で、20歳のイングランド代表MFは改めて、いかに自身の決定力向上へとつながったかについて熱弁。「ひとえにアンチェロッティ監督のおかげだよ。僕にとっての正しいポジションを見出してくれ、そしてピッチで多くの自由を与えてくれているんだ」と惜しみない賛辞を贈った。確かにアンチェロッティ監督はドルトムント時代とは異なりより攻撃的なポジションで起用、当初は2トップの裏のトップ下で、現在はフラットに構えた4−4−2の左サイドに配置。ただそれでも中央の危険な位置に、変わらずベリンガムが顔を出しているのはそれだけ、アンチェロッティ監督からの自由が与えられているからに他ならない。それこそが日々、ベリンガムが指揮官に対して感じている感謝の気持ちであり、「彼のおげで僕は今、このピッチで飛躍することができているんだ」と語った。