40代・50代「ざっくりニット」あか抜けテク。ボトムスや髪型を小さくしてバランスよく

2023年11月22日 16時0分

街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、伝統とモダンがあふれる街・浅草。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。

都内最古の仏教寺院「浅草寺」や東京スカイツリーがあり、日本を代表する観光地として有名な東京・浅草。国内だけでなく外国人観光客にも大人気で、連日多くの人でにぎわっています。

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10月月下旬
最低気温　12℃　最高気温　20℃
晴れ

リサーチに訪れたこの日は、記録的な残暑が終わりを告げ、肌寒さも感じる秋の晴天。
皆さん、ニットやショート丈のアウターなどで、冬手前のファッションを楽しんでいました。

浅草寺周辺で見かけたのが手編み風のざっくりニットにシルバースカートが華やかな40代の方。

今年トレンドのシルバースカートは、ジャガード織りが女性らしく、また白ニットを合わせることでシルバーのモード感が和らいで、いい感じ。

ホワイトトーンのコーデに、インナーには鮮やかなオレンジのシアーニットタートル、タイトな「玉ねぎヘア」には黄緑のゴムを合わせていて、オレンジ×黄緑のモダンな配色が浅草の街に映えていました。

浅草は観光地ということもあり、外国人観光客のファッションを見ることができるのも楽しみのひとつ。

浅草のランドマーク「雷門」の前で写真撮影をしていた外国人のマダムは、消防士のようなシルバーのロングアウターを羽織っていて、まるでファッションスナップから飛び出て来たかのよう。黒のタートルネックにデニムと、シンプルにまとめていたところもお見事。

シルバーのウェアーは抵抗があるという方はシューズやバッグ、アクセサリーなど小物で取り入れるのもおすすめ。いつものコーデが今年らしく昇華しますよ。

同じく「雷門」前で見かけたのが、ざっくりニットにニーハイブーツをバランスよく合わせていた50代の方。

トレンド感＆ボリュームのあるニットは思いきってレギンスと合わせるくらいのほうがバランスよく、レギンスとニーハイブーツも黒でまとめて脚長効果も抜群でした。

ニットの裾から見える白シャツがポイントになっていて、程よく体型カバーにもなるので真似したいところ。

ニットにマフラーというコート手前のコーデもこの時季ならでは。ニットのレイヤードコーデは今のうちに存分に楽しみましょう。

さて、今更ですが、ちゃんと浅草を観光したのは初めての著者。
江戸情緒あふれる街並みを楽しみながら浅草公会堂で舞台鑑賞した後は、浅草寺の参拝や「雷門」前のフォト撮影、そして食べ歩き！　伝統とモダンがあふれる街を十分に満喫しました。また訪れるときは着物を着て、人力車を楽しみたいですね。

「東京おしゃれ図鑑」は街ゆく人のファッションをヒントに独自のアレンジを加えて掲載しております。