本日11月22日は、夫婦ふたりの時間を大切にする「いい夫婦の日」です。最近では、夫婦が仲よくいられるようにとこの日に入籍する人も多いそうです。そこで今回はいい夫婦の日にちなみ、ESSE読者332名に「夫婦」に関するアンケートを実施。夫に「惚れ直した」瞬間について教えてもらいました!

332人に聞いた!「夫婦」ならではのエピソード 

長く一緒にいると、いいことはもちろんですが、イヤなことも目についてしまう…なんてこともあるのでは? しかし、ふとした瞬間で“この人でよかった”と思うことも多々あるそうです。

●やっぱり多かった!「子育て」に関するエピソード

読者332人に、夫に惚れ直した瞬間について伺うと、多かったのが「子育て」にまつわるもの。まずは、子育てに関するエピソードからいくつかご紹介します。

「長男の大学受験のとき、塾に行かずに家庭学習で受験勉強していたので、長男も私もお互いイライラしていたと思います。すべての受験が終わり結果待ちのなか、長男が私に当たってきて、どうすることもできませんでした。夫が帰ってきて、思わず今までの張りつめていた気持ちが爆発して号泣。そっと、なにも聞かずに『お疲れさま』と抱きしめてくれたときは『この人と結婚してよかった』と思いました」(福井県・39歳)

「私が子どものことでストレスがたまっていて、思わず仕事中にメールで愚痴ったら仕事帰りにデザートを買ってきてくれたことです」(山口県・44歳)

「子どもが悩んでいるときに、私はあれやこれやアドバイスをしていたけれど、夫は『大丈夫! 自分を信じてやればいいよ』と声をかけていて、すばらしいと思いました」(愛媛県・44歳)

「私や子ども夢中になることは自分も興味を持ち、大好きになってくれます。自分の好きなことやものを認めてくれるとうれしいし、大好きなところです」(神奈川県・53歳)

そして、「出産」にまつわる回答も多数。不安なときこそ、夫のありがたさを感じたという人も多いようです。

「第二子出産後、1か月の育休を取り、持てるすべてでがんばってくれたこと。妊娠中もつわりが重く、切迫流産の母体を労り、家事育児を担ってくれました。産後は3歳の長女のケアや夜中のミルクも含めて、できることを全力でがんばってくれ、もはや協力というレベルを超え、戦友であり命の恩人です!」(香川県・39歳)

「双子の出産後に入院しているときに、『子どもたち、幸せにしてやろうな!』とメールをくれたときです」(徳島県・43歳)

「出産1か月後が結婚記念日だったのですが、出産ご苦労様というのも含めてバラの花束とケーキをサプライズプレゼントしてくれたとき」(福井県・39歳)

●なにげない日常だけれども…

自分が家事や育児で忙しいときには手伝ってほしい…という気持ちも正直ありますよね。そんなときに率先して「家事」を手伝ってくれる姿には、やはり感謝している方が多数。

「つき合っているときや、結婚当初はほとんど料理できなかったのに、私が仕事を始めて育児との両立で疲れているときに少しずつキッチンに立つようになり、今では休みの日は率先して料理つくってくれます。そして、私より味つけのセンスあり(笑)」(熊本県・47歳)

「買い物したあとに、大小かかわらず荷物を持ってくれるとき」(群馬県・48歳)

「小さなことですが、私が跳ね除けた布団を夜中にかけ直してくれること。私がしんどそうな顔をしてると、家事を手伝ったり、もう休んでも大丈夫だよーなど、言ってくれるところです」(広島県・49歳)

「惚れ直すほどではありませんが、毎日のお弁当にきちんとコメントをLINEで送ってくれるところは婚姻後からずっと続いており、それは偉いなと感心しております」(神奈川県・39歳)

また、なかには「害虫駆除を進んでやってくれた」という答えも。なにも言わずに処理してくれる姿に頼もしさを感じているようです。日常でも感謝を感じている一方で、記念日などのイベントごとで惚れ直した…なんて回答も多くありました。

「結婚10年目を迎えました。決して平坦な道ではなく、苦楽をともにしてきた同士です。釣った魚にエサはやらないと言うけれど、つき合ってる当時から変わらず、結婚記念日、誕生日など節目の時には必ず、思いのこもった手紙をくれる夫。感謝です」(神奈川県・36歳)

「長女の七五三で家族写真を撮る際、スリーピースのスーツ(ジャケットの中にベスト)を着ていたときです。普段はベストを着ていないので、久しぶりの姿にドキドキしました。夫はスーツ業界で働いていた経験もあるので、ビシッとカッコよくてさすがの着こなしですてきでした」(群馬県・38歳)

ちなみに「誕生日や結婚記念日など、ケーキやプレゼントを用意してくれている」と言った回答も多く、なかには、「私が17年勤めた会社を退職した日、『長い間お疲れさま』というプレートを載せたデコレーションケーキと、メッセージカードをプレゼントしてくれたこと」(静岡県・40歳)という仕事関連で感じたエピソードも。

「仕事復帰したばかりの頃、仕事ができない自分が情けなくて嫌になると話したとき、『仕事ができるように働いていればいいと思う』と言われました。自分にはない視点で物事を前向きにとらえる視点や考え方に肩の荷がおりました。そんな夫を尊敬しています」(東京都・36歳)

夫婦ともに大変だからこそ、お互いを気遣う気持ちに円満の秘訣がありそうです!

●いちばん多かったのは…「体調不良」のとき

そして、いちばん多かったのが「普段干渉はしない人ですが、私が体調がすぐれないときはすぐ気づいて早く休むよう促してくれます」(東京都・52歳)といったような「体調不良」にまつわるものです。

「生理で肩こりが酷いときにマッサージをしてもらいお礼を伝えたとき、『手の血行がよくなってぽかぽかする』と無邪気に返されたとき」(滋賀県・46歳)

「体調が悪いときや、時間がなくて忙しいときなどに洗濯物を干したり食器を洗ったりといった家事をさっとしてくれるところです。とても助かりますし、負担を軽くしようとしてくれる気持ちがうれしいです」(佐賀県・48歳)

「自分が体調が悪いときに、家事や育児をこなし、気遣ってくれる。私は夫が体調が悪いときに、子どもたちの世話でいっぱいでそこまで優しく労ってあげられていないかも…」(愛知県・38歳)

「私が心臓病の手術のため、10日間ほど不在にするときに、6歳の娘のことが心配で、娘も『ママがいい』と泣いていたときに、娘に『パパと娘の大事なママだから、笑顔で過ごそう。ここはみんなそれぞれがんばらないといけない時期。でもパパが絶対楽しませるから大丈夫』と話していて、不安な気持ちが吹き飛び、『ありがとう』と感謝の気持ちでいっぱいになりました」(埼玉県・40歳)

「私が、目眩や立ちくらみに悩んでいたときに、自分のことかのようにネットでいろいろ検索して、解決法を提案してくれました。また、家事や子どもの習い事を代わるよと言ってくれたのもうれしかったです」(東京都・35歳)

「しばらく腰痛が続いたときに、夫がサプライズで、座りやすいように座椅子をプレゼントしてくれまいた。おかげで、だいぶ腰痛が緩和されました。こうしたさりげないプレゼント、うれしいですね」(神奈川県・49歳)

やっぱり自分が弱っているときに、ポジティブな言葉をかけてもらったり、行動をしてもらうとうれしくなりますよね。今回は「夫に惚れ直した瞬間」のエピソードをご紹介しました。

なお、「11月22日が結婚記念日です。お互い忘れないようにこの日を選んだため、お互いありがとうを言ったり、ご飯を食べに行こう! と誘ってくれたり、改めて実感する日であります」(神奈川県・45歳)といった話も。

本日は、せっかくの「いい夫婦の日」。夫婦の時間について改めて大切にするのもいいかもしれませんね。