いくつになっても、元気で若々しい人。その老けない秘訣は、暮らしと気持ちのちょっとした工夫でした。今回は、50代のイラストレーター・津田蘭子さんに、日頃から大切にしているという「夫婦の時間」について教えてもらいました。

蘭子さんが大切にする「夫婦の時間」

夫婦ともに自宅で仕事をすることが多いため、夫と一緒に過ごす時間が長いという蘭子さん。心地よい関係を続けるために心がけていることとは?

●感謝の気持ちをもち続ける

不満に思うときは、感謝を忘れているのかもと、自分を振り返るそう。「仕事のことでも、どちらかが不満を言っていると、“感謝を忘れてるんじゃない?”と言い合ったり(笑)」

●ワクワクする気持ちは共有する

共通の趣味はインテリア。「休日にインテリアショップや美術館を巡り、こんなふうにしたいねと想像してワクワク。家じゅうの壁を、2〜3か月かけて2人で塗りました」

●仕事もプライベートもたくさん話す時間をつくる

その日の出来事や、これからやりたいこと、昔の話、猫のこと、仕事のことなどなんでもよく話すそう。「仕事はお互いまったくジャンルが違うので、新鮮な発見があることも」

●家事はお互いに得意なことをやる

家事はそれぞれが得意なことを担当し、ストレスなし。「料理は私が担当。片づけや庭の手入れなどは、夫がおもに担当しています。掃除はそれぞれが気づいたところを」

●いいと思ったところは素直に褒める

お互いのいいところを口に出して言うように。「つくってくれた料理がおいしいとか、髪型が決まってるとか、ささいなことでも褒めるようにしています。憎まれ口も多いですが(笑)」