50歳のときにブログで情報発信を始め、55歳で起業。40代、50代の女性がより豊かに生き直すためのマインドリセット術を提案する中道あんさんが、お金に愛されるための考え方について話してくれました。支出を把握して、心地よく生きるためのヒントを紹介します。

お金が舞い込む5つの格言

55歳で起業した、著述家の中道あんさん。家計管理のポイントからお金を増やす力をつけるコツを紹介します。

●1:どんなに安いものでもポイントを貯める。ただし目的はしっかり決める

100円のものでもカード払いにし、ポイントはもらさずゲット。カード払いなら明細もスマホでチェックでき、管理しやすいメリットも。

「ただし、ポイントのために余計な買い物をするのは本末転倒です。月1回、楽天のスーパーセールやお買い物マラソンでは、ペット用品と必ず使う日用品を買うことに決めています」

●2:スーパーの利用は控える。浪費を抑えつつイライラも捨てられる

以前は毎日スーパーに行っていた中道さん。余計なものを買いがちなうえ、店内で探し物をしたり迷ったりするのはイライラの原因にも。

「時間がかかりすぎると思って、週1回の宅配食材に切り替えました。少なめの量にして、たりないときだけスーパーへ。ロスがなくなり、食費は以前の半分以下に。イライラからも解放されました」

●3:自分で把握できないものをもつのは罪。手放すことがお金を生み出すコツ

いつでも新しいチャンスに敏感でいるためには、身軽でいることが大切。把握しきれないほどのものをもっていると、大切なものと不要なものの判断もあいまいに。

「クローゼットの中にある服は、一年をとおして60着程度。数年前に似合っていた服が、今は似合わないということもあります。食器なども、今使っているものだけに」

●4:気分やモチベーションは変わるもの。サブスクの見直しは定期的に

ジムや動画配信サービス、オンラインサロンなど、毎月決まったお金がかかるサブスクは、入会時がいちばんモチベーションが高いとき。

「定期的に見直して、使っていないと思ったらいったん解約を。また始めたくなったらそのとき再契約すればOK。私はリフレッシュのために申し込んだジムを解約し、旅行積立に切り替えて大満足」

●5:お金の不安はつきないものと心得て。“どうにかする”と強く信じれば大丈夫

今より収入が増えても、出ていくお金が増えることもあり、不安はつきないもの。

「少しずつでも貯蓄、投資をしながら、勉強や読書など、自己投資はお金を惜しまないで。一方、ムダづかいは避け、お金の使い方に自覚的になりましょう。お金を節約するだけでなく、稼ぐ力を身につけ、やりたいことをやり抜く人生に!」