「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。

想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。

pink pepperの「Scarf “missing”」



2人のグラフィックデザイナーが手がけるプロダクトブランド「pink pepper(ピンクペッパー)」の「Scarf “missing”」(税込4400円)は、お互いを引き立てる、反対色同士のブルー×ブラウンが印象的なスカーフ。

デザインは、四角い枠と大きな円、規則正しい直線とランダムな曲線という、相反する要素で構成されています。

大人っぽさを演出する色合いに、つややかな生地感も相まって、エレガントさが漂う1枚です。

カメラを覗いているかのようなデザインが特徴的



中央に描かれた大きな円は、まるでカメラや顕微鏡のレンズ。

その中には、商品名の“missing(=行方不明の)”を表すようなやわらかい曲線が無造作に描かれ、“さまよう何か”を思わせます。



円の外側には、直線を使ったシャープなデザインが施され、全体を引き締めています。

ブラウンカラーと細かい線模様の組み合わせが、革製のカメラカバーにも見えてくるような…。

シンプル巻だけど、ひと癖プラスしたアレンジ



スカーフといえば、ネクタイ結びを連想するという人も多いのではないでしょうか?

よりモダンでスマートに着用したいときには、“スカーフリング”を使ってみるのもおすすめ。専用のものを用意せずとも、手持ちの指輪で代用可能です◎



カジュアルに取り入れるなら、ボトムスのベルトループに通すアイデアを試してみて。

今季のトレンド・グレーカラーのファッションアイテムとも、相性ばっちりです!

幾何学的なデザインに沼りそう



幾何学的なデザインと落ち着いた色味で、モダンな雰囲気を引き寄せる魅力的な1枚。

いつもの服にすんなり馴染みつつ、しっかりワンポイントになるから、暗くまとまりがちな秋冬コーデのさし色にもおすすめですよ。

pink pepper「Scarf “missing”」


 


About「pink pepper(ピンクペッパー)」
グラフィックデザイナーの栗原あずささんと脇田あすかさんが主宰するプロダクトブランド。“身にまとえるグラフィック”として、スカーフをメインに布ものアイテムを展開しています。

2人が学生の頃、課題の一環で印刷工場へ見学に行ったことがきっかけとなり、2016年にブランドがスタートしました。

ラインナップのメインを担う50cm角の正方形スカーフは、シーズンごとのテーマに合わせて4柄ずつリリース。栗原さんと脇田さんで、それぞれ2柄ずつを分担しているのだそう。
「小さいスパイス」という意味が込められたブランド名が表す通り、日常にちょっとした遊び心を加えてくれるデザイン揃いです。見る人を虜にする絵柄の数々は、グラフィックデザイナーが手がけるからこそ。

通常は公式オンラインストアで期間を区切って販売をおこなうほか、常設のセレクトショップなどでの取り扱いも。
不定期で開催するポップアップやイベント出店などは毎回盛況で、pink pepperだけのオリジナリティあふれるデザインとポップな配色に、多くの注目が集まっています。