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ポール・ポグバ(30)によるB検体の検査結果が金曜日、イタリアアンチ・ドーピング機構によって発表された。9月12日に公表されたA検体の結果はすでに、テストステロン値が過剰に高いことが示され暫定的な出場禁止処分を受け、所属先であるユベントス・トリノはサラリーの一時凍結を検討していることを明かしていたのだが、今回の結果により最大で4年間の出場停止処分を受ける可能性があり、いずれにせよ最も高い可能性としては2026年まで締結中の契約解消というシナリオになるだろう。

 イタリアメディアの報道によるとこの検査はユベントスがウディネーゼとの戦いに臨んだ際に行われたようで、代理人はAFP通信に「確かなことはポールは決してルールを破りたかったわけではないということ」と強調。母国フランスでも代表チームなどにもこの話題は及んでおり、金曜日の会見で、アッレグリ監督は「1人の人間として残念に思う」とだけコメント。ただ仮に契約解消となればここのところほぼ役割を得られていなかった、フランス人MFの高額なサラリーの節約につながることにはなる。