クリスティーナ・ウートン氏:「サブスクリプションはブランドにとって非常に大きなビジネスチャンスになる。好きなブランドに特別な親近感を持ち、定額サービスを利用したり、会員制のファンクラブに加入したり、あるいはブランドロイヤルティを育てたりする人は確かに存在する。ブランドと繰り返し接触するところにロイヤルティは形成される。熱心なファンになれば何か特典があるとか、ブランドエクスペリエンスに意欲的に参加すればポイントがもらえるとか。ブランドのサブスクリプション事業において、ロイヤルティの形成は大きな部分を占める。だがそれだけではない。デジタルアバター版の『トランククラブ(スタイリストが定期的に服を選んで届けてくれるファッション系の定額サービス)』をやってみたいとか、教育体験のライセンスビジネスを考えているとか、そういうクリエイターやブランドを支援する展望も描いている」。DIGIDAY:いまのところ、ロブロックスのエクスペリエンスは没入感の高いオンライン広告の域を出ないが、もっと大きな可能性を秘めてもいる。たとえばプーマ(Puma)のように、このプラットフォームで経験を積んだブランドのなかには、ロブロックスを新たな収入を生む空間としてとらえ、バーチャルコマースをはじめ、さまざまな形の収益化を構想しているところもある。サブスクリプション機能は、ブランドとクリエイターのいずれにとっても、ロブロックス体験をより効果的にマネタイズする新たな可能性を示すものだ。多くのブランドがメタバースマーケティングの費用対効果に厳しい目を向けはじめている。そうしたなかでサブスクリプション機能を提供するということは、ブランドが構築する仮想世界にさらなる価値と有用性を付加する必要があると、ロブロックスが強く認識しているからにほかならない。[原文:How Roblox hopes to capture brands’ attention - and budgets - with its latest updates]Alexander Lee(翻訳:英じゅんこ、編集:分島翔平)