KRY山口放送

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 子どもたちに地球の環境について考えてもらおうと人工衛星で地球の観測などを行うJAXA職員による授業がきょう(12日)、山陽小野田市の小学校で行われました。

(授業の様子)
「地球の健康診断を人工衛星がしてくれてその結果を私たちに教えてくれているのかなと」

 この授業は地球環境を守ることの大切さを伝えるために県内の小学校で定期的に開かれているもので出合小学校では初めて開かれました。

 授業では人工衛星の研究を行うJAXAの職員が講師を務めこれまで観測したデータを元に地球温暖化がもたらす環境の変化や影響について伝えました。

(授業の様子)
「北極海の氷の大きさの変化も伝えてくれます。1980年の観測開始からことしまでどんどん氷が小さくなっているのが分かります。みんなの生活の中で自分にできることがあったら地球環境を守るために何か始めて欲しいと思います」

(児童は)
「最近はどんどん二酸化炭素が増えていることが分かりました」「地球温暖化を止めるためにゴミやガスをなるべく減らすようにしたいと思います」

 授業は今月27日に市内の別の小学校でも行われる予定です。