山口・宇部店の土壌からも除草剤の成分検出 ビッグモーター街路樹枯死問題
中古車販売大手のビッグモーターの店舗前で街路樹が枯れるなどしていた問題で国土交通省は、宇部店を含む全国9つの店舗前の街路樹の土壌から除草剤成分が検出されたと発表しました。
ビッグモーターの店舗前で街路樹が相次いで枯れていたことを受け国土交通省では管理する国道沿いの店舗で土壌調査を行ってきました。
その結果、宇部店のほか福井、長野、香川、愛媛、福岡、長崎の7県のあわせて9店舗の前にある街路樹の土壌から除草剤成分が検出されたときょう(13日)、発表しました。
今回、除草剤が検出された9店舗のうち宇部店を含む6店舗からはきのう(12日)までに除草剤を使用したなどとする連絡があったということです。
国土交通省ではきょう(13日)午後、宇部警察署に被害届を提出しています。
あわせて、適切に原状回復を行うと共に除草剤などを撒いたとされる人物が特定された箇所から損害賠償などを請求するとしています。