バイエルン、チェルシーDFチャロバーの獲得交渉が難航…ターゲットを変更か

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 バイエルンは、かねてからチェルシー所属のイングランド代表DFトレヴォ・チャロバーの獲得交渉に臨んでいるものの、交渉は難航しているようだ。31日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 昨シーズンのブンデスリーガで前人未到の11連覇を成し遂げたバイエルンは、今夏の移籍市場でも戦力拡充に乗り出し、ナポリの33年ぶりのスクデット獲得の貢献した韓国代表DFキム・ミンジェを最終ラインに加えると、最前線にはクラブ史上最高額となる推定1億ユーロ(約158億円)以上を費やしイングランド代表FWハリー・ケインを獲得。また、手薄となっていたGKには23歳のイスラエル代表GKダニエル・ペレツを加えた。

 そんなバイエルンだが、先日には、2019年夏から在籍しているフランス代表DFベンジャマン・パヴァールのインテルへの移籍が決定。主力DFの1人を手放すこととなった。これを受けて、バイエルンはかねてからパヴァールの“後釜”としてチャロバーの獲得を目指しており、チェルシーと交渉を続けていることが報じられていた。

 しかし、今回の報道によると、チェルシーとの交渉は難航している模様で、バイエルンはチャロバーをレンタル移籍で獲得することを望んでいるものの、チェルシーは完全移籍での売却のみを望んでいるという。この両者の思惑の違いから交渉は難航しており、同メディアは、バイエルンが今夏にチャロバーを獲得する可能性はほぼ消滅したとも伝えている。なお、バイエルンはチャロバーの獲得交渉が難航していることから、サウサンプトンに所属するドイツ代表DFアルメル・ベラ・コチャプにも接触したとのこと。ターゲットを変更可能性があるようだ。

 果たして、バイエルンはインテルに移籍したパヴァールの“後釜”を獲得することはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。