あの超人気店の秘伝レシピを特別公開! 毎日完売『ふーみん風豚肉の梅干し煮』の作り方
![大人気店の伝説メニュー『ふーみん風豚の梅干し煮』のレシピ](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/a/da1d8_1443_d05e2b14_4abe3dda-m.jpg)
もはや名物となっているランチの大行列のお目当ては、お昼限定の「豚肉の梅干し煮定食」。早ければ12時過ぎには売り切れてしまう必食メニューです。
今回オレンジページ編集部では、早朝の仕込みから密着。おうちでも作りやすい、秘伝のレシピを教わりました!
『ふーみん風豚肉の梅干し煮』のレシピ
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/0/d06e4_1443_64b8fedef0df0287e9bdecb16272dcf5.jpg)
材料(作りやすい分量・4〜5人分)
豚バラかたまり肉……500gゆで卵……4〜5個(殻をむく)
小松菜……1わ
梅干し(塩分12%前後のもの)……8個
にんにく……5〜6かけ
ざらめ(なければ砂糖)……10g
酒 しょうゆ こしょう サラダ油 塩
作り方
(1)豚肉をゆでこぼす豚肉は幅4cmに切る。口径20cmの厚手の鍋に湯を沸かし、豚肉を入れて3〜4分ゆでる。豚肉の表面が白くなったら、水にとる。流水で肉の表面についたアクを落とすように手早く洗う。
(2)豚肉をにんにくと調味料で煮る
鍋に豚肉とにんにく、水1リットルを入れて強火にかける。煮立ったら中火にし、アクを取る。梅干し、ざらめ、酒80mlを加える。厚手のペーパータオルで落としぶたをし、50分ほど煮る。
※梅干しは塩分が高めの、昔ながらのものがいいそう。ざらめがなければ砂糖でもOKですが、ざらめだとよりお店っぽい味に!
(3)味をととのえる
豚肉が柔らかくなったら、味をみて、しょうゆ40〜50ml※と、ゆで卵を加える。落としぶたをして10分ほど煮る。こしょう少々で味をととのえ、さらに10分ほど煮る。
※しょうゆの量は梅干しの塩けによって変わるから、必ず味をみながら調整して。
(4)仕上げる
小松菜は根元を切り、長さ4〜5cmに切る。フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、小松菜をさっと炒める。酒大さじ1、塩、こしょう各少々をふる。角煮を器に盛り、縦半分に切った卵と、小松菜を添える。
豚肉に梅の風味がしみた角煮は、さっぱり味なのに白いご飯がすすむ絶妙な仕上がり。これは唯一無二のおいしさです。
レシピ誕生のきっかけは20年以上前にオーナーシェフの斉風瑞さんが「夏バテに効くメニューを」と思い立ち、台湾の家庭料理・ルーローファンに梅干しを入れてみたこと!
毎朝8時から仕込む豚肉は約10kɡ! 味つけは梅干し、にんにく、ざらめ、しょうゆと本当にシンプル。
こちらは仕上がり直前の厨房の様子。煮るうちに梅の酸味と塩けが甘辛い煮汁に溶け出して、豚肉にじわじわしみ込みます。だから脂身もさっぱり、白いご飯がすすむ味に!
大人気店の秘伝のレシピ、これは絶対お試しを♪
(『オレンジページ』2018年8月17日号より)