Sansanは5月26日、契約DXサービス「Contract One」が、マイクロソフトが提供するAzure OpenAI Serviceを活用した「Contract One AI」を搭載したことを発表した。今回その第一弾として、文章内検索機能を追加した。

契約DXサービスがGPTを活用した「Contract One Al」を搭載


「Contract One」は、署名や押印による紙の契約書に加え、各種電子契約サービスで締結された契約書にも対応し、さまざまな形式の契約書をデータ化し一元管理できる契約DXサービス。

今回、Contract Oneに追加した対話型検索機能では、契約書の内容について知りたいことを、定型質問から選択または質問内容を直接問いかけるだけで、「Contract One AI」が適切な情報を抽出し、質問に回答するという。

法務担当者が過去の契約を参照するときだけでなく、営業担当者などが契約締結前にすでにその企業との契約がないか確認することも可能。契約書で使われる独特な文章表現や専門用語に不慣れ法務担当以外のユーザーでも契約情報を把握することが可能となる。

なお、「Contract One AI」は今後も機能アップデートや電子契約サービスとの連携を積極的に行うということだ。

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